
厚さ19.8ミリのスライドボディにワンセグを搭載した三菱電機製の「D903iTV」。メインディスプレイは2.8インチのワイドQVGA(240×400ピクセル)液晶で、ボディカラーにはOrange、White、Light Blueの3色を用意する内蔵メモリの容量と、「マイピクチャ」や「ミュージック」など、各種データ用にメモリがどれくらい割り当てられているのかという質問が寄せられた。
「D903iTV」は「D903i」と同様、各種データ用にメモリが割り当てられており、「メニュー」→「設定/NWサービス」→「時計/文字入力/その他」→「情報表示/リセット」→「メモリ確認」から容量をチェックできる。
それによると、D903iTVの内蔵メモリの総量は約600Mバイト。データフォルダごとの容量は以下の通りとなった。
| 機能 | 容量 |
|---|---|
| マイピクチャ | 約10Mバイト(10620Kバイト) |
| ミュージック | 約15Mバイト(15400Kバイト) |
| iモーション | 約12Mバイト(12000Kバイト) |
| メロディ | 約4Mバイト(4000Kバイト) |
| 約9Mバイト(9648Kバイト) | |
| キャラ電 | 約2Mバイト(2500Kバイト) |
| マチキャラ | 約5Mバイト(5120Kバイト) |
| きせかえツール | 約9Mバイト(9620Kバイト) |
| ビデオ | 511Mバイト(523264Kバイト) |
| iアプリ | 15Mバイト(15360Kバイト) |
| その他 | 約12Mバイト(12620Kバイト) |
外付けアンテナが同梱されるD903iTV。ワンセグ視聴は外付けアンテナなしでも可能なのかという質問が寄せられた。
検証は東京タワーに近い千代田区溜池山王で行ったのだが、アンテナなしでも受信レベルは高く、問題なく視聴できた。アンテナは通常のアンテナとイヤフォン端子付きのアンテナの2種類あり、どちらも平型のイヤフォンジャックに差し込んで使う。取り外しは簡単だ。
ワンセグの録画データを外部メモリに保存できるのか気にする声も多かった。
D903iTVのワンセグ設定画面で表示されるメニューは、「画面照明設定」「ワンセグ起動設定」「録画中プッシュトーク着信」「画像表示設定」「効果音設定」「放送用保存領域消去」「確認表示設定リセット」「ワンセグ設定状況確認」「ワンセグ設定リセット」。保存先を変更する項目は確認できなかった。
※今回の検証は試作機で行っており、製品版では仕様が変わる可能性もあることをご了承いただきたい。
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