ワイドVGA+スマートセンサーで快適ブラウジング──「W51H」「W51H」レビュー(1/2 ページ)

» 2007年03月02日 00時00分 公開
[坪山博貴,ITmedia]

 日立製作所製の「W51H」は、2.9インチのワイドVGA液晶、十字キーや決定キー代わりにも使える指紋センサー「スマートセンサー」が特徴のWIN端末だ。前モデルの「W43H」と同じ回転2軸ボディで、ディスプレイを表にして閉じて利用するビュースタイルを採用。背面にはサブディスプレイとして約0.9インチの有機ELを装備する。

photophotophoto 直線基調のデザインだが、エッジ部分に適度な丸みを持たせることで柔らかい印象に仕上げている

photophoto 背面液晶は自己発光する有機EL。カラフルではないが、視野角は広く視認性が高い

photo 右側面にはメニューキー、マナーキー、シャッタキー、PCサイトビューアー利用時に役立つ上下左右キーを配置。イヤフォンマイク端子にはスライド式のカバーを採用
photo 左側面には充電兼USB端子とmicroSDスロットを装備。赤外線ポートはヒンジ部にある
photo 裏面にはカメラと、それを挟むようにステレオスピーカーを備え、Felicaユニットもカメラのすぐそばに配置されている

 2.9インチのワイドVGA液晶は東芝製の「W52T」の3インチには及ばないものの、W43Hの2.6インチよりは大きくなり、こじんまりとした印象はなくなった。また、日立製作所の薄型テレビ「Wooo」の技術を採用したIPS液晶を搭載しており、発色も鮮やかだ。

 ダイヤルキーはフレームレスのタイルキーを採用。1つ1つのキーの下部分を少し高くすることで段差を作り、フレームレスながら指の感触でキーを識別しやすくしている。ワイドVGAを採用した関係から高さはあるが、その分キーの位置も高めに確保されており、ボディをしっかり握って操作できる。

photophotophoto 手元にあった「W44T」と比べてみても、W51Hのダイヤルキーはボタンの1つ1つが大きく余裕がある(左)。またダイヤルキー側の厚みも確保されており、端末の下のほうを抱えるように持たなくても無理なく最下段のキーに指が届く(中央)。バックライトは透過照明タイプで暗所でも操作しやすい(右)

ワイドVGA+横表示でPCライクな環境を実現

 ワイドVGA液晶はEZナビウォーク、PCサイトビューアー、PCドキュメントビューアー、各種画像表示などで480×800ピクセル表示をサポート。アドレス帳やEZWeb、メール、各種メニューなどの文字表示は、QVGA向けフォントの倍角表示となる。ワイドVGA専用フォントが用意されていないのは残念だが、W52Tもそうであるように、描画速度などとの兼ね合いもあるのだろう。

photo フォントサイズは「極大」「大」「中」「小」「極小」の5段階。ジャギーが見えるが視認性は悪くない
photophoto 小(左)と極小(右)でのメール本文表示。極小では1画面に19×27文字を表示できる。小と極小のギャップが少し大きい気もするが、小は視認性を重視したボールド表示になっている

 同じワイドVGA液晶を搭載したW52Tよりも、W51Hは積極的に横表示をサポートする。EZナビウォーク、PCサイトビューアー、PCドキュメントビューアーでは、ディスプレイ部を表にして閉じれば、自動で横画面に切り替わる。PCサイトビューアーは自動切り替え以外にも、常時縦/横表示を設定可能だ。

photophoto ディスプレイ部を表にして閉じれば、自動で横画面に切り替わる。必ずしも横表示が便利というわけではないが、大抵の地図は横長(地図帳も見開きの横長が多い)なので、このほうが違和感は少ない

photophotophoto 初期設定のPCサイトビューアー。QVGAと比べて縦の情報量も圧倒的で、横表示にすればサイト全体がしっかりと収まる。より、PCでのブラウズに近くなった

 ワイドVGA液晶と直接関係のある部分ではないが、デジカメスタイル(端末を横向き)で撮影する場合、カメラのガイダンス表示や設定メニューが横表示に最適化されている。横には横の分かりやすい操作を──という、使い勝手への細かい配慮がみられる。

photophoto デジカメスタイルでの撮影画面。ガイダンス表示や設定メニューもすべて横表示に最適化されていて便利だ。スマートセンサーではズームイン/アウトが行える

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