「707SC II」はWord、Excel、PDF、PowerPointなどのドキュメントファイルを表示できるドキュメントビューアを搭載しているが、HTMLファイルも表示できるかという質問が寄せられた。707SC IIはPCサイトブラウザは搭載していないが、試しにHTMLファイルを送ったところ閲覧できた。テキストファイルもドキュメントビューアで閲覧可能だ。
707SC IIのメディアプレーヤーは、「708SC」や「709SC」のように待受画面からワンタッチで呼び出すことができないため、メインメニューから起動する。707SC IIは外部メモリには非対応なので、Samsung PC Studioの「Multimedia Manager」を使用して、120Mバイトの内蔵メモリに音楽を転送することになる。
Bluetoothにも対応し、ワイヤレスで音楽が再生できる。アーティスト名を表示する方法は708SCと同様で(4月26日の記事参照)、Multimedia Managerでタグ情報を取得するか、リッピングしたMP3ファイルを拡張子「.m4a」に変換することで表示できる。このほか、基本的な使い勝手は708SCと変わらない。
707SC IIのキーバックライトはホワイトで、キーの文字やアイコンそのものが光る仕様だ。キーによってムラが出るといったこともなく、どのキーも一定の明るさで点灯する。なお、ダイヤルキーはフラットなシートキーを採用している。
文字入力方式に「ポケベル入力」はあるかという質問が寄せられたが、707SC IIには残念ながらポケベル入力はない。通常のかな入力のみとなる。
日本語入力は予測変換と連携予測に対応し、予測変換候補の選択は上下左右にカーソルが移動するタイプを採用する。入力後に「英数カナ」を選べば、英数カナをダイレクトに変換可能だ。月、日、時、分など単位込みの変換候補も表示される。
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