2Gバイトメモリ+高音質化で大幅進化──「ウォークマンケータイ W52S」

» 2007年05月22日 10時38分 公開
[平賀洋一,ITmedia]

 「ウォークマンケータイ W52S」は、2006年5月に発表された「W42S」の後継モデルとして、国内では2モデル目となるウォークマンブランドを冠した端末だ。ボディカラーにブルー、ホワイト、ピチカートピンクの3色を用意する。

photophoto 「ウォークマンケータイ W52S」。ボディカラーはブルー、ホワイト、ピチカートピンクの3色
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 ボディは前モデルと同様のスライド形状。高さと幅のサイズはやや増えたが、W42Sより薄くなったことからスリムな印象を受ける。W42Sの大きな特徴だった音楽機能専用の「ミュージックシャトル」キーは、「ミュージックキー」に変わり右側面に配置。ミュージックプレーヤーの起動や再生・停止などの音楽機能を、通話やメール操作時の手の位置から持ち変えることなく、ダイレクトに操作できるようになった。ミュージックキーとWALKMANロゴの「W.」は、音楽に合わせて多彩な光り方を見せる。

 W52Sの内蔵メモリは、W42Sの倍となる2Gバイトを搭載。着うたフルなら約1300曲、LISMO ビデオクリップなら約230タイトルを保存できる。

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 ミュージックプレーヤーの連続再生時間は約110時間で、W42Sの約30時間を大きく上回る。また、左右の音の混在を制する「クリアステレオ」機能など、ウォークマンシリーズが搭載する高音質技術「クリアオーディオテクノロジー」を採用した。そのほか、au端末に共通するヤマハの音質補正技術「DBEX」の搭載や、ソニー製イヤフォンを同梱するなど、忠実な原音の再現を目指した。

 音楽を個人で楽しむだけでなく、大勢で楽しむ機能も用意する。裏面に直径20ミリの大口径スピーカーを2つ搭載し、屋外での鑑賞にも耐える大音量で音楽を再生可能。さらにFMトランスミッターを内蔵し、リビングオーディオや車載オーディオのFMラジオを利用した音楽の再生も行える。

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 ディスプレイは2.7インチのワイドQVGA(240×432ピクセル)液晶で、ソニーの薄型テレビ「BRAVIA」の技術を応用した画質補正技術「RealityMAX」を搭載。AF付き有効200万画素カメラを備え、外部メモリとしてメモリースティックマイクロ(M2)とmicroSDの2つのメモリカードに対応した。

 EZ FeliCa、EZニュースフラッシュ、EZケータイアレンジ、EZナビウォーク(音de 入力、3Dナビ)、PCサイトビューアー、LISMO(ビデオクリップ含む)、MSミュージック、デコレーションメール、オープンアプリプレイヤーなどの既存サービスに対応。auの新サービスでは「災害時ナビ」や「ラッピングメール」、「Touch Message」に対応する。

機種名 ウォークマンケータイ W52S
サイズ(幅×高さ×厚さ) 54×108×19.9ミリ
重さ 約130グラム
連続通話時間 約230分
連続待受時間 約270時間
カメラ AF付き有効201万画素
外部メモリ メモリースティックマイクロ、microSD(別売り)
メインディスプレイ 2.7インチフルワイドQVGA(240×432ピクセル)
サブディスプレイ
ボディカラー アルペジオブルー、ピチカートピンク、ハーモニクスホワイト
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