2007年の春モデル「813T」の比較的柔らかいイメージから一転、厚さ12.9ミリのシャープなフォルムに生まれ変わった東芝製端末が「814T」。その外観の大きな変化とは裏腹に、UI周りは東芝製端末伝統の操作性を踏襲。新たに追加された「S! FeliCa」への対応によるメニューの追加などのほかは、ほとんど813Tと変わらないメニュー体系となっている。


メニュー画面はデザインこそチタンケースのデザインにふさわしいデザインだが、構成は従来の東芝製端末のものを踏襲し、使いやすさはほぼ同じ(左)。よく使う機能をあらかじめ登録して使える「ショートカットメニュー」機能。右下ソフトキーから呼び出せる。並び順なども任意に変更できる(中)。サイドキーに割り当てる機能を、マナーモード設定用/スポットライト(モバイルライト発光)/生活アプリ残高の3つから選んで設定できる(右)

日本語入力システムはMobile Rupo。予測変換のほか、タブ切り替えによりかな→アルファベット/数字への切り替え変換機能などを備える(左、中)。入力方式は標準方式のほか、ポケベル入力やT9方式、マルチタップ方式などから選べる

今回の夏モデルから、同社製の端末全般で新たに乱反射を抑えるクリアスクリーン液晶を採用。屋外でもより画面が見やすくなったという(左)。おサイフケータイとして利用できる「S! FeliCa」にも対応。ICロックになどS!FeliCa関連の設定メニューが増えたそのほか、ソフトバンクモバイルの“T”端末専用となった3Dキャラクター「くーまん」もしっかり搭載。待受に設定すると、時や状況に応じてくーまんが話しかけてくる。


おなじみの「くーまん」は814Tにももちろん搭載(発表会会場に用意された端末は開発途中のものだったため、日時が異なっていたが……くーまんはなぜ紋付き袴を着ているのか。じつはこの画面からもくーまんのすごさが分かるのである。詳しくはこちらから)。くーまんからメールが届くこともある(右)カメラはAF付きの有効196万画素CMOSを搭載。813Tの324万画素からやや画素数は落ちるが、人物の顔を認識して肌の部分をよりきれいに補正する「美肌」モードの搭載をはじめ、細かな設定ができるようになっている。

カメラを起動。クリアスクリーン液晶の効果もあり、撮影画像がとてもクリアに見える。また、撮影画像は全画面となっており、アイコン類も透過デザインになっている(左)。サイズと用途で分類されたカメラモード(右)
うっとりする“チタン”の手触り、12.9ミリのスリムボディ──「814T」
カスタマイズはほぼ無限大、“全部替え”対応のコーディネート携帯──「fanfun.815T」
チタンボディ、フラットスライド、VGA+HSDPA、Windows Mobile 6など12+1モデル──ソフトバンクの夏モデル
ワンセグ、世界最薄、HSDPA、20色展開など14機種58色──ソフトバンクの春モデル
“愛”あふれるキャラクター「くーまん」。生誕の秘密と復活の理由Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.