ソフトバンクモバイルは7月3日から4日にかけて、Eメールのサーバ受信サイズを拡大すると発表した。従来は1Mバイトを超えるメールは、ソフトバンクモバイル側のメールサーバで受信拒否され、送信元にエラーメールを返していたが、20Mバイトまでの添付ファイルが付いたメールが受信可能になる。
ただし、サーバのメールボックスに保存される1メールあたりのサイズ制限に変更はなく、ロングメールで6Kバイト、そのほかのメールは1Mバイト以下になるよう、添付ファイルは削除される。端末側の受信サイズにも変更はないため、大容量の添付ファイル付きメールをそのままPCから端末に送れるようになるわけではない。あくまでも、今までエラーとして処理されていた一部のメールの着信を、携帯側で検知できるようになる、ということのようだ。
20Mバイトを超えるメールは、従来通りサーバで受信拒否され、送信元にエラーメッセージを返す。ちなみに容量はエンコード(符号化)された状態で計算されるため、1MバイトはPC上の約750Kバイト、20MバイトはPC上の約15Mバイトに相当する。
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