KDDIが9月下旬から、GoogleのGmailをベースとしたWebメールサービス「au one メール」を提供すると発表した(7月30日の記事参照)。auユーザーは保存容量2GバイトのWebメールサービスを無料で利用できるようになる。
高橋氏はEZメールとの違いを、ストレージ的に利用できる点だと説明。オンライン上の2Gバイト領域に大量のメールを取り込んで一元管理できるため、機種変更をしてもWeb経由で過去のメールデータにアクセスできる。またGoogleの検索技術を採用したメール内検索を使えば、キーワードを打ち込むだけで過去のメールから必要なものを探し出すことが可能だ。
KDDIはサービス開始以降順次、auケータイとの連携サービスを提供する計画(7月30日の記事参照)。待受画面やメールメニューから容易にアクセスできるようにするほか、絵文字への対応やEZメールをau one メールに自動転送する機能、EZメールのように受信したら端末に通知する機能を搭載する予定としている。
KDDIは、同社が持つポータルサイトを「au one」ブランドに統一することも発表しており(7月30日の記事参照)、FMCへの取り組みを加速させたい考えだ。
KDDIは7月31日には、ユーザーインタフェースにフォーカスしたau design projectのコンセプトモデルを発表(7月31日の記事参照)。サービス、端末の両面から今後のビジョンを示している(8月3日の記事参照)。
日本マクドナルドとNTTドコモは7月31日、会員組織向けプロモーション活動の企画・運営を行う新会社「The JV」を設立した(7月30日の記事参照)。おサイフケータイを中心としたe-マーケティングを展開することを目的に設立した会社で、それぞれの持つ強みを生かして事業を展開する。出資比率は日本マクドナルドホールディングスが70%、NTTドコモが30%。資本金は1億5000万円で、資本準備金も1億5000万円用意する。
マクドナルドはThe JVの設立に伴い、おサイフケータイでクレジット決済を可能にする「iD」対応のリーダー/ライターを、2007年10月より東京お台場の5店舗を含む国内約50店舗に導入。さらに、2008年7月以降には東京都や関西圏の大都市圏に拡大し、順次全国のマクドナルド店舗に導入する予定としている。また、ケータイメールによる従来のサービスに加え、iDや「トルカ」といった携帯アプリとCRMを連動させることで、ユーザーの利便性を高める。
ソフトバンクモバイルは8月1日、3G携帯電話の基地局数が4万6000局を突破したと発表した(8月1日の記事参照)。孫社長は2006年5月の会見で「2007年3月までに4万6000を実現する」と話しており(2006年5月の記事参照)、約4カ月遅れで目標を達成したことになる。
ウィルコムは7月31日、割賦販売制度の「W-VALUE SELECT」について、新規契約でも利用可能にするとともに、適用機種を拡大すると発表した(7月3日の記事参照)。
従来のW-VALUE SELECTは機種変更時のみ利用できたが、8月からは新規契約時でも選択できるようになる。また対象機種も「Advanced/W-ZERO3[es]」だけでなく、同じくシャープ製のスマートフォン「W-ZERO3[es]」「W-ZERO3」(WS003SH、WS004SH)と、“W-OAM typeG”に対応するネットインデックス製データカード端末「AX530IN」と、W-OAM対応のNECインフロンティア製データカード端末の「AX520N」が追加された。
なお、音声端末の最新機種となる東芝製「WX320T」と京セラ製「WX320K」の2機種は、従来通り機種変更時のみの適用となる。
なおウィルコムは同日、データ通信カード端末を特定条件で契約したユーザーを対象に、8xパケット定額の「つなぎ放題[PRO]」の料金を24カ月間、6001円分割り引くキャンペーンを実施すると発表した(7月31日の記事参照)。
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