アッカ・ネットワークスは2月14日、固定と無線のブロードバンドを融合する戦略を発表した。ADSL、FTTH、無線LAN、WiMAX、HSDPA、PHSなどをアクセスラインに採用しシームレスに接続できるサービスを提供する。
まずは、NTTコミュニケーションズおよびウィルコムと共同で具体的なサービス内容の検討を進める。アッカでは1つの例として、アッカのADSL、NTTコミュニケーションズの公衆無線LAN接続サービス「ホットスポット」、ウィルコムのPHSがシームレスに利用できるサービスを挙げている。1つの端末やIDで、家庭やオフィス、外出先などさまざまな場所で適切なネットワークに自動的に接続できるような環境を目指す。
アッカは同日、MVNOによるHSDPA網の調達に関してドコモと基本合意に達したことも発表した。このHSDPA網をアッカの企業向けインターネット接続サービスやIP-VPNのアクセスラインとして利用する。
そのほか、アッカはトリップレットゲートとの無線LAN接続サービスに関する共同検証、各地のCATV事業者が提供を予定している固定系WiMAXの支援も計画している。
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