NTTドコモは3月1日から、海外でPCデータ通信を利用する際のパケット通信料を一部値下げするとともに、一部で準定額制を導入する。
これまで設定していた1通信ごとの最低料金を廃止し、利用したパケット料に応じた1パケット0.2円の従量制を導入。また、ドコモが指定した特定キャリアを利用する場合の料金体系として、1日単位の課金による一部定額方式を導入する。この場合、1万パケットまでが1パケット0.2円で、1万パケットから12万パケット(約15Mバイト)までは2000円の定額になる。12万パケットを超えると1パケット0.2円の通信料が課金される。
ドコモが指定する通信事業者は以下の通り。
| 国と地域 | 事業者名 |
|---|---|
| アメリカ(ハワイ含む、グァム・サイパン除く) | Cingular/AT&T |
| 韓国 | KTF |
| 台湾 | FET/KGT |
| 香港 | 3、3(2G) |
| インドネシア | INDOSAT |
| シンガポール | STARHUB |
| フィリピン | SMART |
| アイルランド | O2-IRL |
| イギリス | O2-UK |
| オーストリア | TMO A |
| スペイン/カナリア諸島 | movistar |
| チェコ | ET-CZ |
| ドイツ | TMO D |
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