初代iPhoneは下部に、iPod touchは左上に「ブラックの樹脂部分」がある。これはアンテナの感度を確保するため。iPhone 3Gは背面が金属ではなく樹脂になったため、そういう配慮が不要になっている。
続いて、お約束の厚さ比較写真。左から初代iPhone、iPod touch、iPhone 3G。
続いて細部を見ていこう。
iPhone 3Gを手に帰宅したら、最初の儀式を行うべし。iTunesを7.7にアップデートし、iPhone 3Gと同期させるのである。
これによってiPhoneのユーザー登録が行われ、iTunes StoreのアカウントがiTunesとiPhone 3Gで同期されるほか、その他の各種情報が同期される。、音楽も写真も含めて必要なデータが同期され、iPhone 3Gが「ネットにつながる電話機」から「iPhone」になる。
右下画面のタブに注目。同期に必要な作業は既存iPodと同様で、iPodとして使うためにミュージック、写真、Podcast、ビデオをどう同期するかを設定する。全自動で行うこともできるが、本体のメモリが16Gバイト(あるいは8Gバイト)とさほど多くないので、ある程度はiPhone 3Gで持ち出す曲や写真や映像を自分で決めるのがよいだろう。
さらに、「情報」タブで、アドレスブックやブックマーク、メールアカウントなどの同期を取る。iPhone 3Gならではなのは「着信音」「アプリケーション」の2つ。着信音は日本風にいうと「着うた」。曲の一部を着信音として使うことができる。アプリケーションは「App Store」で入手できるiPhone用アプリ。アプリケーションはiTunes上でiTunes StoreでダウンロードしてもiPhone上で直接ダウンロードしてもOKだ。
iPhone 3Gの大きな特徴のひとつに「パソコンとの快適な連携」がある。
iTunesを介してパソコンと同期することによって、iPhone上でダウンロードした曲やアプリは自動的にiTunes側にコピーされるし、iTunes上で追加した曲やダウンロードした曲やアプリは自動的にiPhone 3G側にコピーされる。
曲やアプリに限らず、映像もアドレスブックもスケジュールもみな同様である。それも、USBでパソコンと接続するだけで自動的にそれが完了されるのがiPhone 3Gの良さだ。そういった意味でも、iPhoneを使うにはまずiTunesとの同期が欠かせない。
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