「D4」「03」など最新モデルと、SIM STYLEコンセプトを多数展示――ウィルコムブースワイヤレスジャパン2008

» 2008年07月24日 17時08分 公開
[平賀洋一,ITmedia]
photo ウィルコムブース

 ワイヤレスジャパン2008のウィルコムブースでは、7月11日に発売されたW-SIM内蔵UMPCの「WILLCOM D4」と、同社スマートフォンシリーズの集大成ともいえる「WILLCOM 03」という話題の2モデルをメインに、次世代PHS「WILLCOM CORE」とウィルコムが目指す“もう1つの未来”をかいま見せるコンセプトモデルを展示。また、音声端末の新モデル「WILLCOM 9」や「HONEY BEE」のブルーシールアイスクリームモデル、法人向けソリューションなども紹介されていた。

 ブース中央のステージを取り囲むようにレイアウトされたWILLCOM D4とWILLCOM 03のタッチ&トライコーナーには、多数の実機を配置。どちらかというと、WILLCOM D4は男性、WILLCOM 03は女性の来場者が足を止めていた。担当者によると全体的にWILLCOM D4の人気が高く、“思ったよりもパフォーマンスは悪くない”という感想が多いという。ただし、やはりバッテリーの駆動時間を指摘する声が圧倒的とのことだ。

 WILLCOM 03は、日本のスマートフォン市場をけん引してきたW-ZERO3シリーズの最新作。今回は最初からカジュアルな3色展開を行っており、コーナーもメインカラーのピンクを大々的につかった派手なものだった。どちらとも、外付けキーボードやBluetoothデバイスなど、周辺機器を組み合わせた実例も体験可能で、拡張性の高さもアピールしていた。

 コンセプトモデルは5月の「WILLCOM FORUM&EXPO 2008」で発表されたもの。なかでも電話できるぬいぐるみのくまふぉんや、メール専用のEメールマシン、一見すると固定電話のようなイエデンなどは注目を集めてた。どれもケースに納められて手にすることはできなかったが、通話やメール、データ送信など、特定の機能に特化することでコミュニケーションツールとしての原点を見いだそうとする試みは、統一されたカラーとデザインもあいまって、“もう1つの未来”とは何かを来場者に強く印象づけていたようだ。

 そのウィルコムの未来を支えるのが、WILLCOM COREと現行PHSの高速化。WILLCOM COREは、小型冷蔵庫ほどの試作機2台を使ってHD動画を転送(実際は有線によるシミュレーション)するというおなじみのものだったが、WILLCOM CORE対応のW-SIMなど、現在のコアモジュール戦略と結びつく具体例が展示されていた。また、変調方式に64QAMを採用し、最大約400Kbpsで通信できるW-OAM typeGに対応したW-SIMも展示。こちらはもうじき正式発表されるという。

photophotophoto WILLCOM D4コーナーでは、サイズや動作速度、ヘッドセットを使った通話機能の操作性などを試せた。来場者の多くはバッテリーの持ちや、動作中の温度などを気にしていた

photophoto WILLCOM D4の軽さ、コンパクトさも“見える化”で大きくアピール

photophotophoto ピンクがメインカラーの「WILLCOM 03」コーナー。スタッフもピンクのシャツを着用。始めてワンセグを内蔵したウィルコム端末としても注目されていた

photophoto 豊富な周辺機器の紹介も行われていた。Bluetooth接続の外付けキーボード(写真=左)と、同じくBluetooth接続のバーコードリーダー(写真=右)

photophotophoto 参考出展の次世代PHS対応W-SIMと高速化W-SIM(写真=左)、見た目は固定電話のイエデン(写真=中央)、パラボラのようにアンテナが開くUSB接続のデータ端末(写真=右)

photophotophoto ぬいぐるみにW-SINを内蔵したくまふぉん(写真=左)、防犯ブザーに通話機能を持たせたnico.-bell(写真=中央)、メール送受信に特化したEメールマシン(写真=右)

photophoto WILLCOM COREの技術展示は、次世代通信方式のデモではおなじみとなったHD動画の転送実験。ちなみに、流れていたのはウィルコムが制作協力したアニメ「RD 潜脳調査室」の映像(写真=左)。試作機は、基地側・端末側とも小型冷蔵庫サイズ。サービス開始時には、基地局は右にある旅行カバンサイズになる。端末は最終的にW-SIMサイズにするのが目標だという(写真=右)

photophotophoto 「WILLCOM 9」や「HONEY BEE」のブルーシールアイスクリームモデルなど、最新の音声端末と現行機種も展示。アジアからの来場者には、中国でも使える「X PLATE」が人気だった

photophotophoto 参考出展されていた、「WX330K」の法人向けモデル。管理者ロック機能を備えており、発着信やメール送受信、ウェブブラウズ、カメラ利用を端末ごとに制限できる。一括導入する際には、企業側が求める利用制限にあわせて設定にして納入できるという(写真=左、中央)。法人向けの音声ソリューションも展示していた(写真=右)

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