ソフトバンクモバイルが発表した「731SC」は、スリムなストレートボディのSamsung電子製端末。ソフトバンクの2008年冬モデルで登場したプリモバイル専用の「730SC」をベースに、“730SCをプリモバイルではなく、通常の契約で使いたい”という声に応えて通常契約(ポストペイ)用に開発された。

通常契約用端末として登場した731SC。730SCにあったホワイト(写真=左)、ブラック(写真=中央)に加えて、シャンパンゴールド(写真=右)が追加されている。本体背面(写真=右)。130万画素のCMOSカメラが搭載されている。インカメラはなく、TVコール(テレビ電話)には対応しないのは730SCと同様一見すると730SCと全く変わらないように見えるが、通常契約で使うに当たっての機能追加など、細かな違いが見られる。730SCのコンセプトを継承しつつ、“今時のケータイ”として必要最低限の機能を凝縮した、シンプルでコンパクトなモデルだ。
丸みを帯びたラウンドフォルムボディのサイズは730SCと全く同じで、約44.6(幅)×107.9(高さ)×14.7(厚さ)ミリ。重さは93.8グラムと、730SCよりも2.1グラム軽くなった。
ボディカラーは、730SCと同じホワイトとブラックにシャンパンゴールドが加わった。ブラックは730SCと変わり無いが、ホワイトに関しては730SCとは若干色味が変わっている。
プリペイド専用だった730SCと違い、731SCはYahoo!ケータイに対応に対応したブラウザを内蔵した。さらに、PC向けWebページの閲覧も可能なPCサイトブラウザも搭載している。パケット通信は、最大3.6Mbpsの「3Gハイスピード」(HSDPA)に対応しており、快適なインターネットを楽しめる。
また731SCは音楽プレーヤーを備えており、着うた/着うたフルのダウンロードも可能だ。本体のデータフォルダ容量は、発表会場の試作機で約110Mバイトだった。microSDカードスロットが用意されているので、最大2GバイトまでのmicroSDカードか最大4GバイトまでのmicroSDHCカードを外部メモリとして利用できる。microSDカードスロットは、バッテリーの下にあるため、着脱の際は電源を切ってバッテリーを外す必要がある。

本体メニューから、Yahoo!ケータイの着うたフルサイトや、S!コンテンツストアにジャンプすることも可能。S!コンテンツストアについては、発売前の端末ゆえ、「未対応」という表示になってしまったが、発売時にはきちんと対応するとのこと
データフォルダの容量は展示場にあった開発途中のもので約110Mバイトで、この仕様で発売される見込み。容量が足りない場合はmicroSDカードを増設することになるが、カードスロットがバッテリーの下にあるので注意が必要メニューは、730SC同様、5つのテーマの中からデザインを選択できる。表示は、730SCから引き続き、日本語・英語・韓国語・中国語・ポルトガル語の5言語に対応している。メール機能に関しても730SCと同様で、MMSとEメールでは日本語・英語、SMSでは日本語・英語・韓国語の送受信に対応している。MMSにおいては、「デコレメール」に対応し、装飾が付いたメールのやりとりができる。
基本機能を充実させたシンプルなストレートモデル――「731SC」
「感動した」 お笑いライブ会場と化したソフトバンク春モデル発表会
2009年春モデル:ソフトバンクモバイル、2009年春モデル9機種発表──新サイクロイドAQUOS、VIERA、EXILIM、ダブルワンセグ……キティケータイも
写真で解説する「730SC」
5カ国語のメニュー表示に対応、シンプルなプリペイド専用モデル――「プリモバイル 730SC」Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.