「Woooケータイ W63H」は、Word/Excel/PowerPoint/PDF/HTMLなどのファイルを表示できるPCドキュメントビューアーを搭載する。この機能は、スペック面で兄弟機といえる「EXILIMケータイ W63CA」にも搭載されているが、W63Hのみ、ドキュメントの閲覧に加えて編集もできる。
PCドキュメント“ビューアー”というからには、“見る”機能が基本だが、W63HではWordとExcelに限り、編集もできる。メール添付されたファイルを確認し、必要に応じて編集し、再びメール添付して送り返す、といったことができるわけだ。
Wordではテキスト自体の編集や、文字色、文字スタイル(太字/斜体/下線/取消線)、フォントサイズの変更が可能。Excelはこれらの編集に加えて、セルの表示形式も変更できる。なお、2009年春モデルの「Woooケータイ H001」も、PCドキュメントビューアーでWordとExcleの編集ができる。



WordファイルをPCドキュメントビューアーで表示。拡大/縮小もできる(写真=左端)。「メニュー」を選択して現れる機能メニュー。W63CAとほぼ共通だが、W63Hには上から4番目に「編集」項目がある(写真=左中)。編集したい部分の「始点」から「終点」までを選ぶ。編集画面では右上に「編集中」と表示される(写真=右中)。本文編集と文字色/文字スタイル/文字サイズの変更ができる(写真=右端)

ExcelファイルをW63Hで表示。Wordと同様に拡大/縮小もできる(写真=左)。Wordと同じく、「メニュー」の「編集」から本文の編集と、文字の色/スタイル/サイズ/セルの表示形式を変更できる(写真=中)。希望のセルを選択してから「本文編集」を選ぶと、テキスト入力画面になり、セルの文字列を編集できる(写真=右)「自動カーソル」機能に対応していれば、例えば「柿食う」といった同じ「か」行の文字を連続で入力する場合、「か」の入力後に、一定時間が経つと自動でカーソルが右に移動し、そのまま「き」を入力できる。W63Hはこの自動カーソル移動に対応しており、設定でオン/オフにできる。
W63Hは、EZwebやメールの文字表示は、それぞれ「でか文字」「やや大」「中」「やや小」「小」の5段階から選べる。1画面の最大表示文字数は560文字となる。
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