“ねこぱんち”も高速撮影、スローモーションと写真編集は意外に遊べる──「L-01A」荻窪圭の携帯カメラでこう遊べ(4/4 ページ)

» 2009年02月12日 18時55分 公開
[荻窪圭,ITmedia]
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 L-01Aは、写真の再生と編集もかなり楽しい。まずは写真を再生してみよう。フォトビューアを起動するとタッチパネルが有効になり、指で直感的に操作できるようになる。

 タッチメニューの“Touch Media”画面から「Photo」を選ぶとサムネイルが表示される。これを指でスライドしながら写真を選び、ダブルタップするとフルスクリーンで表示できる。ズーミング(拡大/縮小)操作も含めて、操作感はなかなか心地いい。

photophoto TouchMediaの「Photo」モード。向きに応じて表示も切り替わる。サムネイルの見せ方は3通りあり、そのうち2つが立体表示スタイルだ。指をスライドさせるとページをめくるようにサムネイルも動く
photo 大きく見たい写真でダブルタップするとフルスクリーンで表示する。「+」ボタンで拡大される。タッチでの再生操作はなかなか快適だが、内蔵フォルダに保存した写真しかりようできないのが残念

 一方、もどかしいところもある。それはタッチパネルが使えるシーンとそうでないシーンがはっきり分かれていること。……というより、せっかくのタッチパネルが使えないシーンの方が多い。

 フォトビューアはタッチ操作で楽しく使える機能なのだが、実はTouch Mediaメニューの“Photo”で見られるのは「本体に記録した写真」だけ。microSDに記録した写真は別途メニューのデータBOXからたどらなければならない。この動作はいつもの十字キー操作で行う。

 データBOXから写真フォルダを開くと「画像編集」機能が使える。これがかなりの優れものだ。

photophotophoto かなり本格的な「編集機能」を用意する。どのサイズの画像に対してもきちんと編集できのがいい。12種類のレタッチ機能を用意し、おまかせできれいに補正する「自動補正」もある

 国内メーカー製の端末は、エフェクトをかけるといった画像編集の機能にいくつか制限があるものが多い。例えば画像サイズに制限があり、VGA以下にしないとだめ……とか。また、編集といっても写真をレタッチするというより、フレームやスタンプを加えるといったお遊び系ものしかない場合もある。

 対してL-01Aは、最大サイズ(2560×1920ピクセル)の写真に対しても画像サイズなどを調整せずに編集できる。ちょっと撮影に失敗したという写真も、この編集機能でその場で救えるわけだ。

 編集機能は、「補正」と「エフェクト」の2つがある。エフェクトは、よくあるモノクロやセピア、ペン画調に加工するといった特殊効果を用意するが、古い写真っぽくする補正する「アンティーク」などはなかなか遊べる。

photophoto 計23種類の「エフェクト」もある。お遊びっぽいものから実用的なものまで多数
photophoto 左:通常(エフェクトなし) 右:「アンティーク」エフェクト

 補正は、ソフトネスやコントラスト、色、レベル補正、カラー強調、ホワイトバランス、逆光補正、露出など、かなり細かく写真を補正できる。試しに、前述の人物作例で使用した写真を補正してみよう。元の写真に対して、カラー調整で赤を少し強めに、レベル調整で黒をぎゅっと締めて中間調を持ち上げ、ソフトネスを弱めにかけた。

photophoto 左:補正なし 右:補正あり

 ずいぶん写真の感じが変わった。使い方にもよるが、これはかなり使える機能だと思う。なによりフルサイズの写真に対してこのように手軽に補正をかけられるのが便利。他社ケータイのカメラ機能もこのくらいできてほしい。

せっかくのタッチパネルなのに──でも“遊べる”機能もいろいろ

photo  

 L-01Aは、せっかくタッチパネルを備えるのだからカメラ機能でもそれを存分に使えるようにしてほしかったし、外部メモリ(microSD)に記録した写真もタッチ操作で快適に再生したいと思った。ただカメラの起動はかなり速く、写りもまあまあ。再生も快適に楽しめるし、なにより編集機能がかなりのできだ。

 120コマ/秒の動画撮影機能は、撮ったものをそのまま保存して端末内で楽しむのもいいが、それをカシオ製デジカメのように30フレーム/秒の動画として保存する機能もあればよかった。こうすれば、ほかの端末やPCでもスローモーション再生を気軽に楽しめたはず。さらにこれをケータイからすぐWeb公開できるような仕掛けもあったら、もっと遊べるようになることだろう。

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