au端末はプラットフォームに「KCP+」を採用してから動作が“もっさりする”というイメージが定着してしまったが、旧プラットフォームのKCP時代は、むしろキビキビした動きに定評があった。2009年春モデルでは、「ベルトのついたケータイ NS01」「ケースのようなケータイ NS02」「安心ジュニアケータイ K001」がKCPを採用する。
これら3機種のキーレスポンスはどうか。第5回に掲載したKCP+端末と同じく、メインメニューから「設定」→「画面表示」→「ディスプレイ」→「待受画面」を呼び出す操作と、メールの新規作成から「お世話になっております」と入力する操作を試した。
キー操作の反応速度への感覚は個人差があるとはいえ、やはりKCP対応の3機種はKCP+端末と比べ明らかに速く、快適だ。約1年間「Cyber-shotケータイ W61S」を使い続けている筆者にとっては「速すぎる」と感じたほどだった。3機種ともキーを押した瞬間に反応するので、ストレスは皆無。逆にこの速度に慣れてしまうと、ほかの一般的なキーレスポンスの機種でも遅いと感じてしまうかもしれない。
KCP+も、KCP並みに成熟して「速すぎる」ほどのキーレスポンスを実現することを期待したい。
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「NS01」のキーレスポンス
(ムービーはこちらからでも参照できます) |
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「NS02」のキーレスポンス
(ムービーはこちらからでも参照できます) |
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「K001」のキーレスポンス
(ムービーはこちらからでも参照できます) |
写真で解説する「ベルトのついたケータイ NS01」
写真で解説する「ケースのようなケータイ NS02」
写真で解説する「安心ジュニアケータイ K001」
KDDI、2009年春モデル10機種発表――3D液晶、フルWVGA有機EL、8M CCDカメラ、タッチパネル、フルチェン第2弾もCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.