グループ名 | 2009年7月純増数 | 累計(携帯シェア) |
---|---|---|
NTTドコモ | 14万3600 2in1:1700 |
5500万7600(50.5%) 2in1:44万900 |
KDDI | 5万6600 | 3105万2600(28.5%) |
ソフトバンクモバイル | 13万7600 ダブルナンバー:1800 |
2109万3800(19.4%) ダブルナンバー:2万2000 |
イー・モバイル | 7万6100 | 174万8400(1.6%) |
携帯総計 | 41万3700 | 1億890万2400 |
電気通信事業者協会(TCA)は8月7日、2009年7月の携帯電話・PHS契約数を発表した。7月は各社の夏モデルが出そろったこともあり、6月よりも全体的に純増数は伸びた。
今回純増数のトップに躍り出たのは、14万3600の純増を獲得したNTTドコモ。同社広報部によると、「6〜7月に新機種が出そろったことに加え、7月1日に月額1000円から利用できる『定額データプラン』を開始したことで、データ通信サービスを契約するお客様が多かった」という。ドコモの純増数が1位を記録したのは2006年7月以来、3年ぶりとなる(auとツーカーの純増数を合算した場合。合算しない場合は2005年6月以来)。
auの純増数は5万6600。大幅な増加とはならなかったが、MNP(番号ポータビリティ)の差し引きは6月の−900から2200の転入超過に転じた。同社広報部は「8月10日に月額390円の指定通話定額を開始することから、解約数が減ったのでは」と見ている。
ソフトバンクモバイルは純増トップの座はドコモに明け渡したが、純増数は6月よりも多い13万7600を記録。「『iPhone 3GS』に加え、『Photo Vision HW001』も好調に売れている」(同社広報部)という。なお、同社の純増数が2位以下になるのは2007年4月以来。
7万6100の純増となったイー・モバイルは、6月(9万1600件)よりは少ないものの、好調に推移しているといえる。同社は7月24日にHSPA+サービスを開始し、対応機種「D31HW」を発売したが、「開始したばかりなので、7月の純増数に大きく影響したとは考えにくい」(同社広報部)とのことで、依然としてNetbookとのセット販売が好調を後押ししているようだ。
MNP利用状況 | 差し引き |
---|---|
NTTドコモ | −1万1200 |
KDDI | 2200 |
ソフトバンクモバイル | 9200 |
イー・モバイル | −200 |
MNPの利用状況は、ドコモとイー・モバイルが転出超過となったのに対し、KDDIが2200、ソフトバンクモバイルが9200の転入超過を記録。ソフトバンクモバイルは6月も1万1500の転入超過を記録しており、7月もiPhone 3GSの影響が大きいといえそうだ。
2009年7月純増 | 累計 | |
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・システム別 | ||
NTTドコモ(W-CDMA) | 35万6600 | 5060万2700 |
NTTドコモ(PDC) | −21万3000 | 440万4900 |
au(CDMA2000 1x) | 6万1500 | 3075万8300 |
au(cdmaOne) | −4900 | 29万4400 |
ソフトバンクモバイル(W-CDMA) | 25万5400 | 1971万400 |
ソフトバンクモバイル(PDC) | −11万7800 | 138万3400 |
イー・モバイル(W-CDMA) | 7万6100 | 174万8400 |
合計 | 41万3700 | 1億890万2400 |
・プリペイド契約 | ||
NTTドコモ | −100 | 3万7600 |
au | −6300 | 41万900 |
ソフトバンクモバイル | −5700 | 99万6400 |
イー・モバイル | 900 | 3万6800 |
合計 | −1万1200 | 148万1700 |
・通信モジュール | ||
NTTドコモ | −1200 | 151万7000 |
KDDI(auモジュール系サービス用回線数) | 1万5100 | 97万4700 |
ソフトバンクモバイル | 3万1200 | 10万1300 |
合計 | 4万5200 | 259万3000 |
・IP接続サービス | ||
iモード(NTTドコモ) | 3万9800 | 4859万6900 |
EZweb(KDDI) | 3万1800 | 2635万900 |
Yahoo!ケータイ(ソフトバンクモバイル) | 6万8600 | 1669万1000 |
EMnet(イー・モバイル) | 500 | 5万8300 |
合計 | 14万700 | 9173万6900 |
ウィルコム | 2009年7月純増 | 累計 |
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PHS | −1万8400 | 451万7700 |
WILLCOM CORE 3G | 1万1300 | 4万3000 |
計 | −7200 | 456万700 |
ウィルコムは6月の−9500に続き、7月も7200の純減を記録した。WILLCOM CORE 3Gの契約は1万1300増だったが、PHSは1万8400の純減となった。同社広報部は「個人音声セグメントの新規獲得は堅調に推移しているが、法人セグメントで厳しい競争環境が続いている」とコメント。
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