ドコモブースに恒例の“覆面端末”――「ドラクエIII」展示コーナーで東京ゲームショウ2009

» 2009年09月24日 14時23分 公開
[田中聡,ITmedia]
photo “覆面端末”の正面

 東京ゲームショウ2009のNTTドコモブースでは、25作品のゲームが展示されている。その中の「ドラゴンクエストIII そして伝説へ…」の展示コーナーでは、東京ゲームショウのドコモブースでは毎年恒例となっている、新機種と思しき“覆面端末”が使われていた。

 機種が判別できないようカバーでしっかりとガードされているこの端末は昨年の横オープン型とは異なり、折りたたみ型が開いた状態で展示されていた。実際に開閉することはできなかったが、カバー越しにも逆ヒンジであることが分かる。ディスプレイと裏面のスピーカー以外はカバーで覆われていたが、逆ヒンジとスピーカーの位置を考えると、「P-07A」がベースモデルである可能性が高い(P-07Aも裏面にスピーカーがある)。また、画面のピクトアイコンを初めとするグラフィックからも、パナソニック モバイル製の端末だと思われる。

photophoto キー面もカバーで覆われており、機種やメーカーが判別できないようになっている(写真=左)。裏面はスピーカー部分にのみ穴が開けられている(写真=右)
photophoto 左側面(写真=左)と右側面(写真=右)

 ドコモは「メガゲーム」や「iアプリオンライン」など、これまで東京ゲームショウの開幕に合わせてiアプリの拡張サービスを発表してきたが、今年は現時点ではiアプリの新サービスは発表されておらず、同社ブースの展示も新作ゲームが中心。覆面端末が使われているのはドラゴンクエストIIIの展示コーナーのみだが、同作が「新たなアプリサービスを採用したものではなく、今後発売予定の新機種で対応するため」(NTTドコモ)とのことで、ソフトウェアの問題のようだ。なお、「ドラゴンクエストIIIはメガゲームとして提供され、容量も1MB以内になる」という。

 ドラゴンクエストIIIの提供開始時期は「未定」とのことだが、冬モデル発売のタイミングに合わせてリリースされる可能性が高い。気になる対応機種は「まずは新機種から」(NTTドコモ)となるが、「なるべく多くのユーザーさんに楽しんでいただけるよう、既存のモデルでも対応するよう、スクウェア・エニックスさんと検討している」とのこと。

photophotophoto 展示コーナーでは「ドラゴンクエストIII」を試遊できる。簡単な操作内容も紹介されている
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