アクティブなエルダー層をターゲットにした“URBANO”シリーズの第2弾「URBANO BARONE(アルバーノ・バローネ)」。第1弾の「URBANO」はシャープ製だったが、URBANO BARONEはソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズが開発を担当した。KDDIによると、URBANO BARONEは「昔のソニー好きな大人をターゲットにしている」という。商品名の「BARONE」は「男爵」を意味する「BARON」から取った言葉。“男爵”向けとはいえ、ボディカラーには「グレイスフルピンク」も用意しており、男女に幅広く訴求していく。
発売は2010年2月以降を予定。発表会場では実機が展示されていたが、一部利用できない機能もあり、「外観やソフトウェアは変更される可能性がある」(説明員)とのこと。端末の正式な型番は「SOY03」。プラットフォームはKCP+を採用しており、ベースとなるソフトウェアは「BRAVIA Phone U1」と同じ。
ボディサイズは約50(幅)×108(高さ)×16.3(厚さ)ミリで、重さは約130グラム(いずれも暫定値)。端末を触っていて印象的だったのが、本体を開閉する際に、ほかの折りたたみ端末と比べて「カチャッ」と鳴る音が大きかったこと。このあたりの細かい使い心地についても、昔ながらの折りたたみ端末を使い慣れているエルダー層を意識したのかもしれない。
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