写真で解説する「AQUOS SHOT 940SH」(2/3 ページ)

» 2009年11月16日 18時10分 公開
[田中聡,ITmedia]

最大100枚の連写機能や49種類のカメラモードを搭載

photo QVGA〜12Mサイズの撮影が可能

 940SHの目玉機能であるカメラは1210万画素CCDに進化。CCDセンサーと画像処理エンジン「ProPix」により、ノイズを抑えられるほか、暗い場所でも明るく撮影できる。もちろん933SHから画素数が上がっただけでなく、撮影機能も強化されている。

 まずは1秒間に最大45枚の速度で100枚まで連写できる「スピード連写カメラ」や、12Mサイズも撮影可能な「3連写カメラ」、3段階の明るさで撮影できる「ブラケット連写」を採用。スピード連写カメラの連写枚数はサイズによって異なり、100枚連写はQVGAサイズに限られ、VGAサイズで30枚、待受サイズで25枚、1.2Mサイズで10枚の連写が可能。なお、2009年冬モデルではau向け(AQUOS SHOT SH003)とドコモ向け(SH-01B)にもAQUOS SHOT端末が登場しているが、100連写ができるのは940SHのみ(SH003は最大9連写、SH-01Bは最大40連写)。

photophotophotophoto QVGAサイズなら100連写が可能(写真=左端)。撮影後はパラパラマンガのように写真を確認できる。ゴルフのスイング確認など、スポーツシーンで役立ちそうだ(写真=左中、右中、右端)

 幅広いシーンで簡単に撮影できるよう、用途ごとに49種類のカメラモードを用意し、各モードを選ぶだけで最適な設定で撮影できる。例えば、「おまかせオートカメラ」ではカメラを向けるだけでシーンを自動認識し、「プリティアレンジカメラ」では撮影した顔の肌色や瞳の大きさを加工できる。撮影した写真に手書きメモを加えられる「手書きメモカメラ」や、オークションやブログに適したサイズや設定で撮れる「オークションカメラ」「ブログカメラ」などもある。この撮影設定も、SH003やSH-01Bにはない940SHならではの機能だ(941SHにも用意されている)。もちろん、撮影シーンやサイズを手動で設定することも可能だ。

photophotophotophoto アイコンからカメラモードを変更する
photophotophotophoto 「こだわりカメラ」ではシーンの設定が可能(写真=左端、左中)。「オークションカメラ」ではVGAサイズに変更される(写真=右中、右端)

 手ブレ補正は「6軸手ぶれ補正」と「動き検出ぶれ補正」に加え、暗い場所でもシャッター速度が落ちない「高感度ぶれ補正」を新たに搭載した。最大ISO12800相当の高感度撮影や、高輝度LEDフラッシュ、被写体にピントを合わせ続ける「チェイスフォーカス」、常にAFが作動する「コンティニュアスAF」、撮影環境ごとに最適なシーンに設定する「シーン自動認識」も継承している。

 撮影時のユーザーインタフェースも若干変更されている。933SHでは撮影画面周囲に16個の設定アイコンが表示されていたが、940SHではサイズ変更やメニューなど、必要最低限のアイコンが表示される。もちろんタッチパネルを使った操作も可能だ。

photophotophoto 933SH(写真=左)と940SH(写真=中、右)の撮影画面

 このほか、最大10件を登録した顔を優先的に検出する「個人顔検出機能」や、登録した人物や日付ごとにアルバムを作成してくれる「おまかせアルバム」も利用できる。ちなみに、この2つの機能はSH-01Bは対応しているが、SH003は対応していない。

photophotophotophoto 個人顔検出機能では、あらかじめ登録した人の顔を優先的に検出してくれる
photophotophoto 登録した顔ごとにアルバムを作成する「おまかせアルバム」を用意。本体とmicroSDどちらに保存しても、写真は同じアルバムに格納される
photophoto オートフォーカスの枠を6種類から変更できる(写真=左)。物理キーで利用する通常のサブメニューもある(写真=右)
photophoto 動画はワイドVGAサイズ(480×864ピクセル)の撮影が可能

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