NTTドコモが、12月3日から1万台限定で販売するResearch In Motion製スマートフォン「BlackBerry Bold」のWhiteモデル。これまで国内では、高級感のあるシックなデザインのBlackモデルのみが提供されていたが、新たにエレガントなカラーリングのWhiteモデルが登場することで、BlackBerry Boldに対するイメージは変わっていくかもしれない。
新色Whiteモデルの実機は、報道用写真ではよく見えなかった表面の光沢感や、光の反射によって微妙に変わるパール塗装などにより、さらに魅力的な製品に仕上がっている。表面は、純粋な白というよりは、パール塗装が施された白で、光の当たる角度によってはシャンパンゴールドのような色になる。軽快な印象とともに、ゴージャスな雰囲気も醸し出す塗装だ。Blackモデルから変わっている部分などと合わせて、以下に写真で紹介しよう。
ちなみにWhiteモデルは、ソフトウェア面で大きな変更はないとのことなので、純粋に外観だけが変わることになるが、付属品もWhiteになるのがポイント。ACアダプタやケーブル類もすべて白いものが同梱される。
QWERTYキー部の処理など、形状はこれまでのBlackモデルと同じだが、Whiteのボディカラーに合わせてキートップの文字色などはより見やすいものに変更されている。独特の斜めのカーブが付けられた打ちやすいキーは継承している。トラックボールの操作感もそのままだ。
ISPのメールの送受信が、メールアドレスとパスワードの設定だけで簡単に利用できたり、高機能なTwitterクライアントがあったりと、実はコンシューマーユーザーにも何かと使い勝手はいいBlackBerry Bold。Whiteモデルの登場により、「難しそう」「黒は抵抗がある」といったイメージを持っていたユーザーにも、関心を持たせることができるかもしれない。すでにBlackモデルを購入した人は、端末購入サポートがまだ少なくとも15回程度残っていると思われるので、さすがに買い換えるわけにはいかないだろうが、実機を見たら確実にほしくなるだろう。
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