夏もそろそろ終わろうとしているが、この夏“背筋が凍る”体験がなかった人に向けて、iPhoneアプリ「朗読少女」の追加作品、怪談特集が配信された。朗読少女のアドオンとしてアプリ内で購入する仕組みで、田中貢太郎の「四谷怪談」と夏目漱石の「夢十夜」がそれぞれ350円で購入できる。
オトバンクの朗読少女は、ささきのぞみさんが演じるオリジナルキャラクター「乙葉しおり」が名作を朗読してくれるiPhoneアプリ。7月23日に販売を開始した当初は芥川龍之介の「羅生門」、新美南吉の「ごんぎつね」、宮沢賢治の「よだかの星」を収録した有料アプリだったが、8月23日にバージョンアップを行い、作品はアドオンとして購入する仕様に変わった。朗読少女のアプリ本体は「朗読少女 羅生門LITE」として、8月末日までは無料で配信中だ。
本の朗読中には画面に挿絵が表示されるほか、朗読を一時停止すると自動的にしおりを挟んでくれる。また早送りや巻き戻しにも対応。付せんも設定できる。そのほか、時計をタップすると時刻を読み上げるほか、アラームも設定可能。画面内の庄司にタッチしてコミュニケーションを行う機能も備えた。
また朗読が1冊分終わると、用意されている特典映像が視聴可能。また読書量に応じてキャラクターの反応が変化するため、継続して利用する楽しみもあるという。アプリ内からTwitterで乙葉しおりあてにリクエストをツイートする連携機能もある。
アニメ少女キャラが名作文学を朗読――オトバンク、iPhoneアプリ「朗読少女」
あの「元素周期 萌えて覚える化学の基本」がiPhone向けの電子書籍に
同人誌を電子書籍化し、アプリとして配信する「emes -えむえす-」
“アプリ内課金”対応のiPhone向けアプリ「ハーレクイン コミックス」
小飼弾氏の「空気を読むな、本を読め。」 理想書店が電子書籍版の配信を開始Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.