スクウェア・エニックスが8月4日、iPhone/iPod touch向けにシミュレーションRPG「ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争」の配信を開始した。価格は1800円。iPad版は現在開発中で、2011年秋に配信を予定している。
ファイナルファンタジータクティクス 獅子戦争は、2007年にPSP向けに開発されたタイトルを移植したタイトル。ファイナルファンタジーシリーズ初のシミュレーションRPGとして1997年に発売された「ファイナルファンタジータクティクス」をベースにリメイクされている。ファイナルファンタジーシリーズの外伝的な作品に当たる。
iPhone/iPod touch向けとしてリリースするに当たって、タッチパネル操作に対応しており、シミュレーションゲーム特有の操作も、直接ユニットやパネルをタップして感覚的に行えるよう配慮した。マップの視点は固定視点切り替え型からスライド/ピンチイン/ピンチアウトにより自由に移動、拡大/縮小、回転が可能な形に変更されており、よりゲームの世界が楽しめる。もちろんグラフィックはiPhone/iPod touchの画面サイズに最適化している。
このほか待機時間の高速化やムービーのスキップなど、プレイ時間の短縮に便利な機能も搭載。今後は戦闘シーンの早送りやイベントシーンのスキップ、早送りなどの機能もアップデートで追加する予定だ。
なお動作確認はiPhone 3GSやiPod touch(第3世代)から行っているが、快適なプレイにはiPhone 4やiPod touch(第4世代)が推奨されている。対応OSはiOS 4.0以降。なおiPadで本タイトルをプレイすると、アプリ落ちが発生することがあるという。
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