セイコーインスツル製の「ULTRA WiFi 4G 101SI」は、ソフトバンクモバイルが開始する「SoftBank 4G」に対応したモバイルWi-Fiルーター。対応エリアでは、下り最大76Mbpsの高速通信が行える。
SoftBank 4Gとは、ソフトバンクなどが出資して設立されたWireless City Planningの「AXGP(Advanced XGP)」技術を用いる高速通信サービス。同社は旧ウィルコムの「XGP」事業を引き継いでおり、WiMAXなどと同じ2.5GHz帯の周波数を使用する。101SIはAXGPのほかに、下り最大42Mbps/上り最大5.7Mbpsでの通信が可能なULTRA SPEED(DC-HSPA)にも対応しており、非AXPGエリアでは「ULTRA SPEED」を使ってモバイル通信が行える。
同時接続できるWi-Fi機器は10台までで、マルチSSIDにも対応する。無線LANの暗号化方式はWEPのほか、WPA/WPA 2に対応。WPAによる簡単接続設定も行える。そのほか、MACアドレスフィルタリングやプライバシーセパレータも備えた。
製品には容量2190mAhのバッテリー2個と専用充電器が付属。バッテリー1つで約5時間の連続通信が可能で、2つ使うことで約10時間の長時間駆動をサポートする。
| 端末名 | ULTRA WiFi 4G 101SI |
|---|---|
| メーカー | セイコーインスツル |
| 通信方式 | WAN側:W-CDMA(DC-HSPA)、AXGP LAN側:IEEE 802.11b/g/n |
| 使用周波数 | W-CDMA:1.5GHz帯、AXGP:2.5GHz帯 |
| サイズ(幅×高さ×厚さ) | 64×100×16.1ミリ |
| 重さ | 約105グラム |
| 連続通信時間 | 約5時間 |
| 発売 | 2012年2月以降 |
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