ASUSTeK Computer(ASUS)は2月14日、WiMAX通信モジュールを内蔵した10.1型Androidタブレット「Eee Pad TF101-WiMAX」を発表、2012年2月25日より順次発売する。価格は4万9800円(税込み)。
Eee Pad TF101-WiMAXは、1280×800ドット表示の10.1型タッチスクリーン液晶+WiMAX通信機能を搭載するAndroidタブレット。OSはAndroid 3.2.1、プロセッサは1GHz動作のTegra 2、1Gバイトのメインメモリ、16Gバイトのストレージ(eMMC)を搭載し、通信機能はIEEE802.11b/g/nの無線LANとIEEE802.16e-2005準拠のWiMAX、Bluetooth 2.1+EDRをサポートする。
2011年6月に発売された「Eee Pad Transformer TF101」とは、通信モジュール(WiMAX通信対応)、出荷時OSのバージョン、ストレージ容量などが異なる以外は基本的に仕様は共通。ディスプレイは上下左右の視野角を178度とするIPSパネルと最大10ポイントを認識するマルチタッチパネル、表面に耐久性に優れる強化ガラス「Gorillaガラス」を採用する。ノートPCスタイルに可変する着脱式の「モバイルキーボードドック」はオプションとなる。
WiMAXは、国内WiMAXエリアで下り最大40Mbps/上り最大15.4Mbpsで通信可能。本機のWiMAX通信を別の無線LAN機器で共有活用できるテザリング機能をサポートし、最大6台の無線LAN機器を接続できる。本機のUSBホスト機能を利用し、ポータブル機器へ給電するUSBバッテリーとしても活用できる。
本体サイズは271(幅)×177(奥行き)×12.98(高さ)ミリ、重量は約695グラム。バッテリー動作時間は約9.5時間(輝度60nits、720P動画の連続再生時)。ASUSは、(WiMAXは非搭載だが)Tegra 3プラットフォームに進化した「Eee Pad TF201」もすでに投入している。
WiMAXサービスを展開するUQ WiMAXオンラインショップでは2012年3月1日に販売開始予定とする。
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