「GALAXY Note SC-05D」には他のGALAXYシリーズと同じく(GALAXY NEXUSを除く)着信ランプは搭載されておらず、通話やメールなど不在着信に気付きにくい。そこで、不在通知などを知らせてくれるGALAXYシリーズ向けのアプリ「NoLED」を利用するとよい。
NoLEDは、通話の着信や、ショートメッセージ/spモードメール/Gmailなどを受信時に、画面にドットやアイコンなどを表示して通知してくれる。また、充電中にバッテリー残量をパーセント表示で表示してくれるので便利だ。
GALAXY Noteの本体メモリーは作業用(RAM)が1Gバイト、記録用(ROM)は16Gバイト。「Xperia NX SO-02D」など記録用に32Gバイトを用意した機種もあるが、SC-05Dは16Gバイト。「GALAXY SII LTE SC-03D」や「GALAXY NEXUS SC-04D」と同じだ。
このうち、記録用の本体メモリは、プラットフォームにAndroid 2.3.6(Gingerbread)を採用しているため、写真や音楽などを保存できる「ユーザーメモリー」と、アプリを保存できる「システムメモリー」に分かれている。これらのメモリの初期購入時における容量を「設定」→「ストレージ」で確認したところ、ユーザーメモリが合計容量9.88Gバイト/空き容量9.70Gバイト、システムメモリの空き容量が1.86Gバイトだった。起動時における作業用の本体メモリの空きは「設定」→「アプリケーション」→「実行中のアプリケーション」で確認したところ440Mバイトだった。
GALAXY Noteは外部メモリとしてmicroSD/microSDHCを利用でき、リアカバーを開けたところに、microSD/microSDHCカードスロットが搭載されている。公式には、microSDは最大2Gバイト、microSDHCカードは最大32Gバイトだが、最近では64Gバイトの「microSDXCカード」も登場している。そこで、SC-05Dで実際にmicroSDXCが利用できるか試してみた。
サンディスク製64GバイトのmicroSDXC「SDSDQY-064G-U46A」で試したところ、問題なく認識し、実際にファイルを再生したり保存したりできた。ただし、利用に際しては、ドコモやSamsungの保証外なので注意してほしい。
最後に価格だが、NTTドコモの公式オンラインストア「ドコモオンラインショップ」(外部リンク)によると、新規契約および機種変更、契約変更のいずれにおいても頭金3150円、端末代金一括6万6360円(分割の場合は2765円×24回または5530円×12回)の合計6万9510円で、月々サポートで最大4万7880円(1995円×24回)が利用料金から割り引かれるので、実質負担額は2万1630円となる。
オプション品は、バッテリーパック「SC06」が3045円、ACアダプター「SC03」が1470円、リアカバ―「SC06<Ceramic White>」が1365円、タッチペン「SC01」が1365円、USB接続ケ―ブル「SC02」が2100円、HDMI変換ケーブル「SC01」が1890円。リアカバーは比較的安いので、カバーをデコったりするのにも手軽に購入できるだろう。
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