NTTドコモ、KDDI、沖縄セルラー、イー・アクセスが事業者間の絵文字共通化に向けた取り組みを発表した。ウィルコムは2008年にドコモと統一デザインの絵文字を採用しており、ソフトバンクモバイルのみが、今回取り組んでいる事業者に含まれていない。
ソフトバンクモバイルも絵文字の利便性向上に向けた取り組みは行っている。その一環として、2008年夏モデルから絵文字をリニューアルした。例えば少し怒った絵文字を他社に送ったら激怒した絵文字に変換される――など意図しない絵文字が表示されないよう、ニュアンスが正しく伝わる絵文字を採用した。また同社は他社ケータイあてに送っても文字化けしないよう、文字入力画面で全社対応絵文字のみを表示できる。これらの機能は現在のAndroidスマートフォンにも継承されている。「互換性という点では現状の施策で対応している」(ソフトバンクモバイル広報部)と今回の共通化の取り組みに賛同していないが、「今後の利便性向上につながることは継続していきたい」としている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.