方向音痴がGoogleマップよりNAVITIMEを選ぶ4つの理由――GWに迷わないためにあなたの不安、見積もります

» 2012年04月26日 12時30分 公開
[佐々木正悟,Business Media 誠]

 ゴールデンウィークといえばお出かけ。ところが私、外に出かけることがあまり好きではありません。だから家にこもってばかりなのですが、その理由の1つは私が簡単に道に迷ってしまうこと。Googleマップを使うとか、その場の人に聞くとかいろいろ善処の方法はあるのですが迷うものは迷います。しかも迷う要因は1つではなく、多くの原因が複雑に絡み合って迷うのです。


 

 そんな私が便利に使っているサービスが「NAVITIME」です。有料ですが、試す価値はあると思いますよ。ポイントは上に赤く囲んだ4つの情報です。

中方車両!?

 1つ目は「中方車両」という情報です。中方車両という言葉、聞きなれませんね。恐らくNAVITIMEオリジナルの用語かもしれませんが、電車の前方車両、後方車両に対応して、真ん中あたりの車両を指す言葉です。つまり、10両編成であれば5〜6両めあたりの車両ということですね。

 細かい情報ですが、電車のどのあたりの車両に乗るのかどうかが分からないのと、勝手を知っているはずの路線であってもとんちんかんな車両に乗ってしまうもの。一番前の車両に乗るべき時に、最後尾の車両に乗ったりすると目も当てられません。乗り換えホームが遠くて、場合によっては乗れる電車が1〜2本遅れてしまいます。到着時間も5〜10分変わってくるので、急いでるときはとっても重要ですね。

 池袋、新宿といった混雑する上に込み入った大きな駅で乗り換えるときには特に実感します。本当はそういう大きな駅でなるべく乗り換えしないのがいいのでしょうが、乗り換えする駅は確率的に大きな駅なので、そこで迷うのです。

Googleマップじゃダメなんです

 2つ目は「新宿3丁目B2口出て左」という非常にすばらしい情報です。最初に「B2口」について。駅の出口はどの駅でも目につく形で表示しているので、降りた瞬間から「B2口」を目指せばOK。迷うスキもありません。降り立ったタイミングで次にどうするべきかの選択肢が明確に1つになることが大事です。

 ホームに降りたらGoogleマップのような地図サービスを見ればいいじゃん、という人もいそうですが、それではダメ。そもそも「現在地」が分かっても方角を間違う私には意味をなしません。それに現在地の精度は100%信頼できるものではないからです。地下では特に問題です。

 「新宿3丁目B2口出て左」に含む「出て左」という情報も極めて重要です。外に出た出口は正しくても、出た後に目的地とは逆に行きかねないからです。現在地の精度が上がる地上や屋外では「地図を見る」べきですが、見ても意外に迷います。それに風雨が強いとiPhoneは取り出しにくいのです。

「次の次の次」までを把握する


 3つ目。NAVITIMEの丸い時計アイコンをタップすると左上のような時刻表情報を表示しますが、これも非常に重宝します。私のように乗換駅で迷う人間は「渋谷行き」に絶対乗らないとダメなときほど「新木場行き」に乗ってしまったりするので要注意。「次の次の次」くらいまでの電車の行き先を把握しておかなければいけないのです。

 最後の4つ目は直近の地図情報(右上の画像)です。これは細かくて便利な地図で、音声ガイドでナビもしてくれます。ただし、このいかにも役立ちそうな機能に完全に頼り切るのは難しいと思っていたほうがいいでしょう。現在位置の精度は完璧ではなく、風雨が強いとiPhoneを取り出せませんから、私のように「現実世界にバーチャルの地図を重ねる」ということを頭の中でやれない人間にとって、こういう地図で目的地にたどり着くのは実は困難なのです。


 方向音痴の私が言えることは「外出すると気持ちが焦りやすくなる」こと。考えられないようなミスを犯し、そうした1つの失敗が次の緊張感を呼び、ミスする確率を高めます。だからこそ、とにかく役立つ地図情報を手元に置いて、気を落ち着けることが大事。「次にどうしていいか」があいまいになると不安になり、注意力が低下します。もちろんNAVITIMEとて完璧ではありません。できれば時間にゆとりを持って、晴れの日に出かけましょう。

書籍『記録するだけでうまくいく』のご紹介

記録するだけでうまくいく

 「領収書をすぐ失くしてしまう」「ランニングはいつも三日坊主」「仕事の段取りが苦手」「読んだ本の内容が思い出せない」「ダイエットが続けられない」――。そんな日々のモヤモヤも、ライフログをつければ全て解決できます。そんなライフログの付け方を学べるのが本書『記録するだけでうまくいく』です。

 ライフログとは、自分の毎日の仕事や生活、行動を記録すること。スマートフォンの普及とともに、近年急速に広まっています。「なんでも記録するのって大変そうだけど、何の役に立つの?」。そう思う人もいるかもしれません。

 確かに、紙のノートに1円単位で収支を記録したり、ありとあらゆる写真を撮ったり、アルバムに整理したりするとなれば、膨大な時間とお金が必要です。しかし、スマートフォンがある今、写真はその場で撮ればOK。整理といっても「タグ付け」や「クラウドにアップロード」するだけなのです。

 ライフログとは記憶のバックアップ。「体験を再生できる」「記憶力が良くなる」「仕事に役立つ」「習慣を作り、自分の成長につながる」「体験を共有できる」「整理できる」――。今まで仕事や生活に役立つとされてきた断片的な記録をトータルにバックアップしてくれるもの、それがライフログなのです。スマートフォンをお持ちなら、今日からでもライフログを始められますよ。

筆者:佐々木正悟

 心理学ジャーナリスト。専門は認知心理学。1973年北海道生まれ。1997年獨協大学卒業後、ドコモサービスに派遣社員として入社。2001年アヴィラ大学心理学科に留学。同大学卒業後、2004年ネバダ州立大学リノ校・実験心理科博士課程に移籍。2005年に帰国。著書に、『スピードハックス』『チームハックス』のほか『ブレインハックス』、『一瞬で「やる気」がでる脳のつくり方』、『やる気ハックス』などがある。「シゴタノ!仕事を楽しくする研究日誌」にて「心理ハック」を連載中。ブログ「ライフハックス心理学」主宰。


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