Xi 100Mbpsフィールドテストリポート【宮城県編】Note II vs ZETAの結果は?

» 2013年01月17日 11時58分 公開
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 11月16日にNTTドコモがサービスを開始した「docomo LTE Xi下り最大100Mbps」のフィールドテスト特集第11弾は、宮城県での測定結果リポートです。電波測定の背景や計測方法などについてお伝えした「【はじめに】」と併せてご参照ください。

※スピードテスト結果の表は、標準計測回数を7回とし、未計測の場合は空欄、計測1度の場合は平均値表記なしとしている。 LTE接続できない場合は計測回数が0または1回としている。

 宮城県では、12月14日の100Mbpsサービスが開始され、その直後の12月18日(火)の夕方に仙台駅西口2F コンコース付近にてAppComingサポーターの小林健志氏が計測を実施した。

photo 仙台駅

宮城県仙台駅西口 改札付近(ステンドグラス前)

 最初の測定は、改札付近のステンドグラス前で行ったが、平日夕方の時間帯は乗降客も多く、上限の100Mbpsを狙うには厳しいと感じさせる状況だ。

photophoto

 国内最速 100Mbpsサービスインを伝える広告と、NOTTV開局を伝える広告付きクリスマスツリーで、ドコモ一色の仙台駅西口。

 今回の計測では、他社回線は行わず、Xi 1.5GHz帯対応のGALAXY Note II SC-02E、AQUOS PHONE ZETA SH-02E、および、2.1GHz帯 10MHz幅での計測用にGALAXY Tab7.7 Plus SC-01Eの3機種で実施した。 ISPはすべてSPモードを使用している。

宮城県 仙台駅西口改札付近
下り(Mbps) 上り(Mbps) ping(ms)
2012/12/18(火) 16:17〜16:59 計測ツール ベスト 平均 ベスト 平均 ベスト 平均
GALAXY Note II SC-02E/1.5GHz 15MHz RBB Today 63.91 55.87 20.07 15.69 127 140
Speedtest 84.17 68.23 19.51 16.24 84 91
AQUOS PHONE ZETA SH-02E/1.5GHz 15MHz RBB Today 65.57 52.29 20.52 19.21 126 147
Speedtest 64.91 58.05 11.75 11.36 86 99
GALAXY Tab7.7 SC-01E/2.1GHz 10MHz RBB Today 41.26 35.63 4.29 2.89 123 135
Speedtest 35.98 30.51 2.83 2.18 91 110

photo

 RBB Todayの下り結果はこの日もやや不安定だったが、GALAXY Note IIで、下り最速84.17Mbps・上り最速20.07Mbpsと下りでは瞬間的に高速な結果が見られたが、それ以上にpingの平均がSpeedtest.netで91msであり、非常に高速かつ安定している状態が確認できた。

 AQUOS PHONE ZETA SH-02Eでは、下り最速がNote IIよりも20%ほど遅い65.57Mbps、上り最速は20.52Mbpsと良好だった。

 GALAXY Tab7.7 Plus SC-01EでのXi 2.1GHz帯 10MHz幅の結果は、下り最速41.26Mbps・上り最速4.29Mbpsと、下りが高速で、秋モデル以前のユーザにとっても良いエリアといえる。

宮城県仙台駅西口 売店付近

 同じく西口の売店付近で2カ所目の計測を行った。電波強度的に改札付近よりも良いポイントだ。

宮城県 仙台駅西口売店付近
下り(Mbps) 上り(Mbps) ping(ms)
2012/12/18(火) 17:04〜17:39 計測ツール ベスト 平均 ベスト 平均 ベスト 平均
GALAXY Note II SC-02E/1.5GHz 15MHz RBB Today 81.67 67 21.74 19.27 115 153
Speedtest 87.86 82.7 27.15 23.41 76 86
AQUOS PHONE ZETA SH-02E/1.5GHz 15MHz RBB Today 77.89 66.65 22.63 21.16 121 136
Speedtest 80.4 62.15 12.61 11.7 92 98
GALAXY Tab7.7 SC-01E/2.1GHz 10MHz RBB Today 38.55 33.43 3.63 2.89 126 155
Speedtest 37.24 31.38 4.64 2.86 94 105

photophoto

 下り最速87.86Mbps(平均82.70Mbps)・上り最速27.15Mbps(平均23.41Mbps)という結果は、平日の夕方にも関わらず、かなり高速な結果が得られたと言える。RBB Todayでの最高速も、翌日のLTEランキング一覧を見ても2位につけている。さらに、ping応答は改札付近よりも良好で、ベストが76ms・平均86msと、全10県での調査で、最も良い結果となった。

 AQUOS PHONE ZETA SH-02Eでも、下り最速80.4Mbpsを記録できた点は人気機種だけに良かった。最高速を目指さなければ何ら問題のないレベルだが、平均値を見ても、GALAXY Note IIよりつかみは良くないであろうという結果となった。

 GALAXY Tab7.7 Plus SC-01EでのXi2.1GHz帯 10MHz幅の結果は、下り最速38.55Mbps・上り最速4.64Mbpsと、平均速度との差もそれほど大きくなく、高速安定といえる状況だった。

まとめ

 仙台のping応答が10県比較で最高だったことや、夕方の混雑する時間帯でさえも、下り最高87.86Mbpsという結果は、このエリアの通信品質が良さを確認でき、今後の同エリアまたは他のエリアとの比較をするにも良い調査結果となった。

 一方で、機種による電波のつかみ具合の違いは、かなり気になる点だ。端末を握る位置によって異なる場合もある。今回のGALAXY Note II SC-02EとAQUOS PHONE ZETA SH-02Eとの違いは、「たまたま」という差なのかもしれないが、あらためて、複数機種での違いを調査したほうが良いかもしれないという結果となった。

 端末に触れずに計測すれば、よりノイズ・減衰が少ない良好な結果が得られるかもしれないが、実際の利用状況からかけ離れた調査をする意味はないので、持ち方による差、機種による差程度での調査実施を検討したい。

Xi100Mbps測定ポイント


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