これがシャープの“分かりやすい使いやすい”スマホ「シンプルスマホ SoftBank 204SH」定額2980円の専用プランも

» 2013年04月23日 19時09分 公開
[長浜和也,ITmedia]

シンプルなメニューで使いやすい。でも、ユーザーはアプリを導入できない

 シンプルスマホ SoftBank 204SH(以下、204SH)は、初めてAndroidスマートフォンを利用するユーザーにも使いやすいメニュー構成や、押しやすい大きなアイコンを用意した。また、タッチ操作を初めて経験するユーザーに分かりにくい「触れる」「押す」の違いを認識して誤った操作を減らすために「かんたん押し感タッチ」を導入している。

大きなアイコンと専用ボタン、シンプルなメニュー構成で初めてのユーザーでも使いやすくした「シンプルスマホ SoftBank 204SH」。 Google Playには対応せず、ユーザーがアプリを導入することはできない

 ホーム画面では、見やすい表示を優先した「シンプルラインホーム」を取り入れ、上下のスクロールだけで204SHに用意したすべての機能を利用できるようにしている。また、工場出荷状態で導入しているすべてのアプリで利用できる「かんたんズーム」では、従来のAndroidスマートフォンで拡大できなかった画面や場所でも拡大表示できる。

 204SHでは、電話アプリ、メールアプリ、ホーム画面を起動するためにそれぞれに専用のハードウェアキーを設けている。電話の着信、メールの受信では、それぞれのハードウェアキーが光って告知する。音声通話では、騷がしい場所でも聞き取りやすい受信音量に調整する「トリプルくっきりトーク」機能を導入した。また、音声で電話の発信やカメラを起動する「スマート音声操作」をサポートして、メールの文章作成も音声入力で行える。不在着信や新着メールの通知告知、そして、メール本文も音声で読み上げることが可能だ。

 なお、OSにはAndroid 4.0を導入しているが、Google Playには対応せず、Webページを経由したダウンロードもできない。ソフトバンクは、204SHでGoogleが提供するアプリは利用できないと説明している。

 対応する通信方式は、W-CDMA(900MHz/1.5GHz/2.1GHz)。本体サイズは64(幅)×128(高さ)×12(厚さ)ミリで、重さは約130グラム。搭載するディスプレイのサイズは4.0インチで解像度は800×480ピクセルになる。連続通話時間は約650分で待ち受け時間はアイドル状態で約580時間だ。

 搭載するカメラはメインが有効画素約490万画素でAF対応、サブが有効画素30万画素。本体にはmicroSDカードスロット(SDHC対応)を備えるほか、無線接続ではIEEE 802.11 b/g/nとBluetooth v3.0を利用できる。内蔵するメモリはROMが4GバイトでRAMが1Gバイトだ。

カラーバリエーションは、シルバー、ピンク、ネイビーを用意する

204SH専用データ通信定額プランも用意

 ソフトバンクでは、204SH専用のパケット定額サービスプラン「パケットし放題フラット for シンプルスマホ」の提供も5月上旬から開始する予定だ。このプランでは、月額2980円でデータ通信が利用できる。なお、毎月のデータ通信量が500Mバイトを超えた場合、請求月末までの通信速度を送受信とも最大128Kbpsに制限する。この容量制限は、2Gバイトごとに月額2625円支払うことで増やすことが可能だ。

機種名 シンプルスマホ SoftBank 204SH
OS Android 4.0(ただしGoogle Play対応せず)
CPU Snapdragon MSM8255(シングルコア、1.4GHz)
サイズ(幅×高さ×厚さ) 約64×128×12ミリ
重さ 約130グラム
連続通話時間 3G:約650分
連続待受時間 3G:約580時間
バッテリー容量 1800ミリアンペアアワー
メインカメラ 有効約490万画素CMOS(AF対応)
インカメラ 有効約30万画素CMOS
メモリ ROM:4Gバイト、RAM:1Gバイト
外部メモリ microSDHC(2Gバイト付属/最大32Gバイト)
ディスプレイ 約4.0インチ(800×480ピクセル)
ボディカラー シルバー、ピンク、ネイビー
主なサービス・機能 防水(IPX5/IPX7)、防塵(IP5X)、Bluetooth(3.0)、Wi-Fi(802.11b/g/n)、赤外線通信、ワンセグ、緊急速報メール

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