パナソニックモバイルコミュニケーションズが6月18日、スマートフォンを初めて使うフィーチャーフォンユーザー向けにスマホの使い方を教える「さらっとスマチェン!塾」の開講イベントを行った。イベントでは同社営業企画部部長の河合篤優氏、商品開発グループ企画担当課長の野中亮吾氏のほか、ゲストとしてますだおかださん、保田圭さんが登壇した。イベントは講義形式で、生徒として一般のユーザーも参加している。ますだおかだの岡田さんも最初は特別講師として登場したが、一発ギャグで得意のスベり芸を披露したあとは生徒役に加わった。
河合氏は塾開講の背景について、「スマホを使ってみたいケータイユーザーの約6割が買い替えをちゅうちょし、そのうちの約3割がスマホ講座で買い替えを検討するという調査結果がある。買い替えをちゅうちょするユーザーの不安を取り除くのがELUGA P P-03Eだ」と説明する。不安を抱えるユーザーに楽しく簡単にスマートフォンの使い方を学んでもらうことを目的とした同塾は、今後も順次開講予定だ。オンラインでも「さらっとスマチェン!講座」などが閲覧でき、端末購入後もユーザーをサポートしていく体制を整える。
河合氏の合図で同塾が開講すると、野中氏がゲストのますだおかださんや保田圭さん、一般参加者に対して講義を行った。「さらっと課長」という、最近スマートフォンに買い替えて早速スマホを使いこなしているサラリーマンのキャラクターを主人公に、物語形式で講義は進む。野中氏は「誰でもすぐに使いこなすことができる」ELUGA Pの6つの特長を説明した。
野中氏が示すELUGA Pの持つ大きな6つの特長は、「ケータイキー」「ケータイモード」「フィットホーム」「ワンハンドPLUS」「フィットキー」「タッチアシスト」だ。ケータイキーとケータイモードは、フィーチャーフォンのキーボードとUI(ユーザーインタフェース)を再現したものだ。見た目だけでなく、押したときのバイブレーションや電子音など細かな部分も再現している。
片手で持った際、親指が届く範囲にすべてのアプリを配置するフィットホーム、片手で届きにくい画面上部が下半分までスライドするワンハンドPLUS、キーボードの位置やサイズを調整できるフィットキーは、いずれも片手で快適に操作するための機能だ。保田さんは「私のような小さな手でもELUGA Pは操作しやすく、女性にオススメ」と語った。
主人公のキャラクターがスマホを見ながら料理をする場面では、ELUGA Pの防水、防塵機能やタッチアシスト機能を紹介した。ホバーを導入したタッチアシスト機能は、直接画面に触れる必要がないため、料理中の汚れた指でも気兼ねなく操作できる。野中氏は実演を交えながら、空中で円を描くと「決定」、「く」の字を書くと「戻る」の操作がそれぞれできることを説明した。
ほかにも、「星座のホーム画面で指をかざすと星が集まる癒やしの機能」(野中氏)や、フリック入力時にかざしたキーを表示する機能、アプリの説明文を表示する機能など、タッチアシストはさまざまな場面で利用できる。カメラ操作時は、指をかざした場所にシャッターキーが現れ、文字通り「指についてくるシャッター」(野中氏)であることを実演して示した。撮影時もタッチレスシャッターに対応し、タップ時のブレを防ぐ。アルバムのフォルダをタップせずに、かざすだけで中身の一覧を見たり、画像の拡大が行えるのもELUGA Pならではの便利機能だ。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.