MMD研究所は、8月6日に「スマートフォンの動画サービスに関する利用実態調査」の結果を発表した。
本調査は、スマートフォンを所有している15歳〜59歳の男女564人を対象にしたもので、実施期間は7月29日〜7月31日。インターネットで調査した。
スマートフォンの動画サービスについて、対象の80.5%が「利用したことがある」と回答。利用頻度は「ほぼ毎日利用している」(19.1%)が最も多く、週1回程度利用しているのは53.0%となった。また、利用したことがある動画サービスで最も多いのは、YouTube/ニコニコ動画などの「無料動画サービス」(96.9%)で、「NOTTV」「dビデオ」「ビデオパス」「UULA」など携帯キャリアが提供している公式有料サービスは、11.7%に留まった。
携帯キャリアが提供中の有料サービスについて、作品数/画質の良さ/接続品質/料金/総合的な満足度の4段階評価では、画質の良さが79.6%、作品数が77.6%、総合的な満足度は73.4%と3項目で7割を超えている。よく見ている動画のジャンル1位は「音楽関連映像」(69.1%)で、次いで「個人が制作した作品(ホームビデオなどで撮られた映像)」(40.2%)、「アニメ」(24.8%)となった。
このほか、動画視聴シーンで多く挙げられたのは「自宅/自室でくつろいでいる時」(67.2%)、「電車/バス/飛行機等で移動している時」(32.6%)、「外出先で空き時間を過ごしている時」(32.4%)だった。
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