ガンコ親父がお茶の間でちゃぶ台をひっくり返す――そんな光景は、現代ではなかなかお目にかかれなくなった。そんな懐かしの光景をアプリで再現するのが「ちゃぶ台返し」だ。スマホを下から上へ振り上げると、画面内のちゃぶ台が右方向へ飛んでいき、その飛距離を競う。ただ、端末をしっかり持たないと手から抜けて飛んでいき、壁やほかの人にぶつけてしまったりとかなり危険なので、プレイする際は端末をしっかり握り、周りに充分注意しよう。
キャラクターは、いかにも頑固そうな腹巻き、ステテコ姿の中年男性、老人男性、頑固風親父の妻と見られる中年女性の3人。キャラクターを決めたら、あとは端末を振り上げるだけ。端末を振るスピードとストロークが飛距離に直結するため、本当のちゃぶ台返しのように両手で持つとあまり飛距離が伸びないかもしれない。筆者の感覚では、片手で端末を握り、あまり力を入れずに手首のスナップを効かせると飛距離が伸びた。
ちゃぶ台を飛ばすと、始めは陸上競技場のトラックの上を飛んでいくが、100メートルを超えると、「限界突破」「臨界突破」「魔界突破」など、異世界(?)に到達していく。また、ときどきちゃぶ台をひっくり返すキャラクター自身も飛んでいくことがある。なお、アプリの検証にはiPhone 5を使用した。
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