さて同社初のスマートウォッチ、GALAXY Gearについては、Samsung Research Americaのシンクタンクチーム、プラナブ・ミストリィー氏が説明を行った。GALAXY GearはGALAXYスマートフォンのコンパニオンとしてシームレスな連携が可能であり、両者は別々の製品というよりもペアとして利用する、一体化した製品のようなものであるそうだ。
まずGALAXY Gearの質感は古くからある腕時計をイメージしているという。そのため画面の周りは金属のパーツを採用したとのこと。その一方でプライベートからビジネス、そして男性女性あらゆるユーザーが使えるように、6つのカラーバリエーションを提供する。
そして、先ほどまで2つしか説明の無かったGALAXY Note 3の3つめの特徴として、同氏はGALAXY Note 3と一体に利用できるGALAXY Gearの存在がその特徴であると語った。GALAXY本体はカバンの中に入れたまま、あるいはGALAXY本体を持てないときなど、GALAXY Gearを使えば通話やメールを読んだり、さらには内蔵のカメラでメモ撮影を行いGALAXY本体へ転送することもできる。
GALAXY Gearの本体サイズは、36.8(幅)×56.6(高さ)×11.1(厚さ)ミリ。正方形のディスプレイはタッチパネル対応の1.63インチ有機ELを採用した。バッテリーは25時間以上持つとのことで、まる1日の利用が可能だという。そして専用アプリを後から追加インストールすることもでき、ソーシャルサービスやモバイルヘルス関連のアプリもこれから多数登場するとアナウンスされた。


レトロな時計のデザインをイメージしたGALAXY Gear(写真=左)。カラバリは6色であらゆるユーザー層に対応(写真=中央)。GALAXY Gearの存在がGALAXY Note 3の3つ目の特徴だという

GALAXY GearからGALAXY本体の通話機能を利用できる(写真=左)。本体には190万画素のカメラを搭載。メモのように撮影できる(写真=中央)。GALAXY Gear専用のアプリも利用可能だ(写真=右)そして最後に、10インチディスプレイを搭載したAndroidタブレットの最新モデル「GALAXY Note 10.1 2014 Edition」も発表された。GALAXY Note 3と同じくLTEに対応し、クアッドコアまたはオクタコアプロセッサーを搭載。ディスプレイ解像度はワイドQXGA(2560×1600ピクセル)と、大画面を生かす高解像度となった。本体背面はレザー素材仕上げで高級感を演出している。なおLTEを搭載しないWi-Fiモデルも提供される予定だ。本体サイズは243.1(幅)×171.4(高さ)×7.9(厚さ)ミリ、重さはLTEモデルが545グラム、Wi-Fiモデルが535グラムだ。

10インチディスプレイのAndroidタブレット「GALAXY Note 10.1 2014 Edition」(写真=左)。ディスプレイは10.1インチのワイドQXGA(2560×1600ピクセル)(写真=右)
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