GALAXY Note 3の進化を示す3つの図形:曲面ディスプレイデバイスは10月以降(2/2 ページ)

» 2013年09月26日 13時25分 公開
[長浜和也,ITmedia]
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AIR COMAMNDのよさを物語る点と丸と四角

 次いでキム氏は、図形で「点と丸、そして、四角」を示すことで、GALAXY Note 3で採用した新しいユーザーインタフェースのコンセプトを説明した。点は、S PENでタップするポイントを表しているが、丸はS PENをタップして起動する「AIR COMMAND」で表示する扇型アイコンを示している。S PENでタップしたアイコンの種類によってAIR COMMANDは必要になる機能を判断して扇型のアイコンにその機能をならべ、ユーザーが目的の操作をすぐにできるようにしている。

ハードウェア以上に重要な進化は「新しいS PENがもたらす新しい操作」だ。サムスン電子は、そのコンセプトを「点、丸、四角」の図形で示した。Sペンを使ったユーザーインタフェースとして導入したのが「AIR COMMAND」だ

 AIR COMMANDで選べる機能の1つ、「ACTION MEMO」は、GALAXY Noteシリーズで利用するユーザーが多い「手書き入力操作」の使い勝手を向上するものだ。これまで、手書き入力したメモの内容をほかのアプリで利用するには、「手書き入力メモアプリから目的の操作を行うアプリに切り替えてメモした内容を呼び出して使う」という面倒な操作をしなければならなかったが、ACTION MEMOでは、入力したデータをSペンで“四角”に囲う操作をすると、利用したいアプリを起動して入力したデータもそのまま引き継ぐことで少ない操作で目的のことができるようになっていることをデモを交えて説明している。

アクションメモでは、手書きで入力したデータをボックスで囲むとそのデータ利用したいアプリを起動してそのまま検索キーワードや電話番号として利用できる

 また、「SCRAP BOOK」機能では、これまでWebページで得た情報を画面データとして残すことが多かったが、SCRAP BOOKでは、URLリンクとして記録することで、ストリーミングコンテンツなど、“利用できる”形でWebページのメモ(実態はURLなので、ネットワークが利用できる必要がある)を保存できる。

 「PEN WINDOW」では、画面をS PENで四角に区切った部分にサブウインドウを開いて“対応する”アプリを起動してマルチウインドウ環境で作業を行うことが可能になった。マルチウインドウ環境としては、画面を2つに分割して、そのそれぞれで対応アプリを起動する。また、複数のデバイスを連携して利用できる「Group Play」では、複数のGALAXY Note 3を連携して一枚のディスプレイとして利用できる「MULTI VISION」機能をサポートした。

 アクセサリでもGALAXY S4と同様に多数のカラーバリエーションを用意した背面カバーやフリップカバー、そして、ディスプレイの一部分が表に出る小窓を設けて、カバーを閉じたときにはその部分だけを使った専用の表示レイアウトに自動で切り替わりS VIEWカバーをGALAXY Note 3でも用意する。

PEN WINDOWでは、Sペンで区切った四角いエリアにサブウインドウを設けて、その中で対応アプリを起動できる

曲面ディスプレイスマートフォンの登場時期は

 サムスン電子韓国本社 韓国マーケティングチーム課長のファン・スンフン氏は、GALAXY Gearの説明を行った。スンフン氏は、タッチ式のディスプレイを左右上下にフリックすることで、機能を切り替える「INTUITIVE UI」や連携するGALAXY Note 3で受信した通知やメッセージをGALAXY Gearで確認できる「SMART RELEAY」、連携したGALAXY Note 3とGALAXY Gear(を着用しているユーザー)が離れて機能する「FIND MY DEVICE」「AUTO LOCK」機能、GALAXY Note 3側に保存するコンテンツの再生や曲だしを行う「MEDIA CONTROLLER」など、GALAXY Gearで各種機能を示した。

 また、通話機能では音声操作機能「S VOICE」が利用できることや、搭載したカメラを使って画像や動画を撮影してGALAXY Gear本体に保存したデータをGALAXY Note 3に転送できる機能などを紹介した。また、サムスン電子では、GALAXY Gearで利用できるアプリをまず70種類用意する予定であることも明らかにした。

 ファン氏は、GALAXY Gearのハードウェア特徴として、サイズ1.63インチの有機ELディスプレイを搭載したこととバッテリー駆動約25時間などを取り上げた。また、連携できるデバイスとしては、当面GALAXY Note 3に限り、GALAXY S4、GALAXY SIII、GALAXY Note IIも順次対応することになると説明した。

 質疑応答では、曲面液晶ディスプレイを採用するスマートフォンを10月に発表する予定であることを明らかにしたほか、IFA 2013におけるGALAXY Gearの評価について、一部のユーザーに誤解があって充電用クレードルを接続した状態が標準の本体サイズと思われており、本体だけなら重さは73.8グラムと高級腕時計の約半分に過ぎないと強調している。

 また、サムスン電子以外のスマートフォンやタブレットデバイスとGALAXY Gearの連携については、データ連携でサムスン電子独自のアプリサーバを使うため、連携できるのはサムスン電子のデバイスに限ることになると説明した。

 なお、GALAXY Gearの後継として曲面ディスプレイを採用したモデルが早期に登場する可能性については、「技術的には間に合わないものがあってすぐに出ることはない」と答えている。

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