米AppleのiOS 7をインストールした後に「iMessage」のメッセージがうまく送信できなくなったという苦情が相次ぎ、Appleが今後のアップデートで対処すると表明した。米紙Wall Street Journal(WSJ)のオンライン版が10月1日付で伝えた。
この問題を巡ってApple情報サイト「MacRumors」の掲示板には、「iOS 7にアップグレードして以来、iMessageの送信がうまくいかなくなった」「iOS 7.0.2にアップデートしたら問題が生じた」「iMessageの送信にやたら長時間かかる」などの声が寄せられている。
最も多いのは、「メッセージが送信されたように見えて、あとで見てみると送信に失敗したことを示す赤いエクスクラメーションマークが出ている」という苦情だという。
WSJによると、Appleはこの現象について、「iMessageユーザーの一部に影響が出ている問題については認識しており、今後のソフトウェアアップデートで修正を予定している」との談話を出した。
iOS 7は9月18日にリリースされ、同26日にはパスコードロック迂回の脆弱性を修正するセキュリティアップデートが公開された。しかし翌27日にはApple情報サイトの「Cult of Mac」が、このアップデートによって別のロックスクリーン回避の脆弱性が発生したと伝えている。
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