Mozillaは10月9日(現地時間)、WebベースのモバイルOS「Firefox OS」のバージョン1.1のリリースと、搭載端末提供地域の拡大について説明した。
新バージョンでは、MMS(マルチメディアメッセージングサービス)をサポートして画像、音声、動画ファイルをメッセージングで送受信できるようになった他、プッシュ通知機能やGmailとHotmailの連絡先をインポートできるようになるなど、幾つかの新機能が追加された。また、検索機能やメール、入力機能が強化され、アプリの起動時間やスクロールが改善された。サポートする言語は15カ国語に増えた(日本語対応はまだ)。
Firefox OS搭載端末は現在、スペイン、コロンビア、ベネズエラ、ポーランドで提供されている。
まもなく、ドイツ、ギリシャ、ハンガリーで、2013年末までにハンガリー、セルビア、モンテネグロ、ブラジルを含む中南米諸国で発売される見込みだ。
日本では、KDDIが2月にFirefox OS搭載端末の日本市場への導入でMozillaと合意したと発表している。
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