写真で解説する「GALAXY J SC-02F」日本人が作ったGALAXY(2/2 ページ)

» 2013年10月17日 16時08分 公開
[松山悠達(ゴーズ),ITmedia]
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進化したマルチウィンドウとカメラ

 従来から搭載していた機能も進化した。画面を2分割して別々のアプリを起動できる「マルチウィンドウ」は、YouTubeで動画を閲覧しながらブラウザでネットサーフィンしたり、Facebookをチェックしながらメールも確認できたりする。これまでは、デバイスにプリインストールしたSamsung電子製アプリでしか利用できなかったが、今後はサードパーティも対応アプリを用意してSamsung Appsで配布するという。

 現在、EvernoteやLINEなどでマルチウインドウ対応アプリが登場する予定だ。LINEでは、2つのトークラインをマルチウインドウで同時に表示することも可能で、別ウインドウの会話で得た画像やメッセージをもう一方の会話にドラッグとドロップで投稿できる。

「マルチウィンドウ」は起動したいアプリを選択すると(写真=左)、画面を2分割してそれぞれにアプリを一緒に表示できる(写真=中)。GALAXY Jのマルチウィンドウは、GALAXY Note 3と同様にEvernoteやLINEなどGALAXY製以外でも対応アプリが登場する予定だ(写真=右)

メインカメラは有効1320万画素の裏面照射型CMOSだ。F値は2.2

 カメラ機能も「GALAXY S4 SC-04E」から変化している。撮影モードでは「ゴルフ」と「サラウンドショット」を追加した。「ゴルフ」でゴルフスイングを撮影すると、時系列分割連続写真でスイングフォームを確認できる。「サラウンドショット」は、画角360度の写真を撮影して全方向の球形パノラマが撮れるモードだ。撮影モードは「アニメーション写真」や「スポーツ」など、全13種類からシーンに応じて選択できる。アウトカメラとインカメラを同時撮影できる「デュアルカメラ」は引き続き搭載している。ただし、GALAXY S4が搭載していた、暗い場所の撮影に適した「夜景」モードはなくなった。





GALAXY J SC-02Fに用意した13種類の撮影モード

「ゴルフ」モードは、スイングのフォームチェックに役立つ(写真=左)。メインカメラで撮影しながらインカメラも小窓で起動できる。その逆も可能(写真=中央)。フィルター機能は「木炭画」や「セピア」など14種類を用意する(写真=右)

 そのほか、消費/摂取カロリーを管理できる健康管理アプリ「S Health」、写真を選択するだけで簡単にアルバムが作れる「ストーリーアルバム」、複数のGALAXYデバイスを連携してデータを共有できる「Group Play」などに対応。画面を見ている間はディスプレイを点灯し続ける「スマートステイ」や、画面に指を近づけると画像などの情報が拡大表示できる「情報プレビュー」など多彩なタッチレス機能も搭載する。機能面は、GALAXY Note 3 SC-01Fとほぼ同じだ。

健康管理アプリ「S Health」は、歩数をカウントして消費カロリーの計算などができる(写真=左)。好きな写真と台紙のテンプレートを選択するとアルバムを作成できる「ストーリーアルバム」(写真=中)。「Group Play」を使うと、本機能対応のGALAXY同士で写真や動画などのデータを共有できる(写真=右)

SNSやニュースサイトの更新情報をまとめてチェックできる「マガジン」にも対応

「Sジェスチャー」は、画面の前で手を動かすとギャラリーで写真を移動したり着信に応答したりできる(写真=左)。「モーション」は、連絡先表示時に端末を顔に近づけると発信できるなどの機能(写真=中)。「Sプレビュー」は、画面上のアイテムに指を近づけると拡大表示できる(写真=右)

3種類のホームアプリを搭載。新しいNTTドコモ製の「docomo LIVE UX」(写真=左)。GALAXY標準の「TouchWiz標準モード」(写真=中)。スマホ初心者向けの「TouchWizかんたんモード」(写真=右)

 OSにAndroid 4.3を導入しているので、別売のスマートウォッチ「GALAXY Gear」との連携も可能だ。装着すると小窓から時刻などを確認できるフリップ型カバー「S Viewカバー」も純正アクセサリーとして用意している。

Samsung電子の腕時計型端末「GALAXY Gear」と連携可能(写真=左)。4色のフリップ型カバー「S Viewカバー」をオプションで用意する(写真=右)

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