「その時代の日本で役に立てる」Samsung電子を目指す:Note 3とGearとJで進める日本市場(1/2 ページ)

» 2013年10月23日 16時25分 公開
[山根康宏,ITmedia]

「大画面だから使いたい」というユーザーのために

サムスン電子ジャパン 専務 石井圭介氏

 「GALAXY Note 3」「GALAXY J」とウェアラブル端末「GALAXY Gear」を日本でも発売するサムスン電子ジャパン。海外でも話題の最新モデルに加え日本国内専用モデルを投入する同社の狙いを、同社専務の石井圭介氏に聞いた。

ITmedia(聞き手:山根康宏) 海外でも話題のGALAXY Note3、そして、ウェアラブル端末のGALAXY Gearを日本でも発売します。この2製品の特徴は?

石井圭介氏 GALAXY Noteシリーズは、ペン入力が可能な大画面のスマートフォンです。GALAXY Note 3はペンの使い勝手を高めただけではなく、ペンを使うことでユーザーに新しいライフスタイルを提案できる製品と考えています。また、GALAXY Note 3とシームレスに連携できるGALAXY Gearは、Note 3の利便性をさらに高めてくれます。

 GALAXY Note 3は、大きな画面で情報を整理し、記録し、そして、自由に検索することが可能です。しかも、それらの操作はペンで簡単に行えるのです。また、GALAXY Gearを使うことで写真や音声情報を手軽に取り込んだり、GALAXY Note 3をポケットに入れたままでも情報をすぐに取り出せたりと、この2つの製品を使うことで、毎日の生活がより楽しく便利なものになるでしょう。

Samsung電子が9月のIFA 2013で発表してから、世界で多くのユーザーがGALAXY Note 3とGALAXY Gearに注目している

ITmedia 2011年発表のGALAXY Noteは「サイズが大きすぎるのではないか」との意見が多かったと思います。それから約2年が経ち、市場の反応はどのように変わったでしょうか?

石井氏 私自身が初めて初代のGALAXY Noteを手にしたとき、これはペンで入力したデータをスマートフォンで活用する「アナログとデジタルがうまく融合した新世代の製品」と感じました。とはいえ、2011年当時は4インチ台のディスプレイが一般的だったスマートフォンで、5.3インチというサイズは、「ペンと大画面」というこれまでにない可能性に気がついたユーザー以外には、日本でも理解してもらうのは難しかったと思います。

 日本でGALAXY Noteを発表したのは2012年の春でした。当時は2011年夏に発売したGALAXY SIIIの売れ行きが好調だっただけに、ボディが大きいGALAXY Noteは目立たなかったのが実情です。ですが、販売数はその後少しずつ増えていき、大きなプロモーションを行っていないのに一定数が売れるロングセラーモデルとなりました。購入ユーザーを調べると、発売当初は当社がターゲットにしていたペン入力を多用するビジネス層を中心に売れていましたが、そのうち購入層が女性にも広がっていきました。2代目となったGALAXY Note IIでは登場当初から女性にも受け入れられるなど、ユーザー層は広がりを見せています。

ITmedia 日本でもGALAXY Noteシリーズのユーザーは増えている?

石井氏 GALAXY Note、GALAXY Note IIユーザーから「大きい画面に慣れると小さい画面に戻れない」という意見を多く聞きます。大画面が流行りそうだからNoteシリーズを買うのではなく、大画面を使いたい、そして、ペン入力でスマートフォンを活用したいユーザーが確実に増えていると感じています。また、ほかのスマートフォンと比較するのではなく、最初から指名買いでGALAXY Noteシリーズを選ぶユーザーも多いです。

GALAXY Note IIのプロモーションでは押切もえさんをイメージキャラクターに起用して女性ユーザーへの訴求を強化していた。韓国の女性ユーザーはGALAXY Sシリーズよりペンが使えるGALAXY Noteシリーズを選ぶ傾向が強い

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年10月26日 更新
  1. ダイソーで1100円の「USB Type-C to HDMIケーブル」でスマホの画面をテレビに映すとどうなる? 対応機種なら試してみる価値あり (2026年10月24日)
  2. 「Androidのマイナンバーカード」がスタートするもフル機能対応機種が少ない件 ポイントは「StrongBox」という仕組み (2026年10月24日)
  3. 「iPhone Duo」はLINEもポケモンGOも“黒い”余白だらけ? 日本の定番アプリは未対応が多く (2026年10月23日)
  4. 「Galaxy Z Fold8」「iPhone Duo」を“メイン端末”として使う上での課題 縦型コンテンツの最適化をどう進める? (2026年10月26日)
  5. 進化した「Siri AI」で感じた、iPhoneの操作を一変させる実力 「AI出遅れ」の汚名返上なるか (2026年10月24日)
  6. きょう発売の「iPhone Duo」、Apple 表参道でゲットしてきた 早速開封レポート (2026年10月23日)
  7. KDDI、子会社モビコムのモンゴルでの火災について事実関係を公表 「法令違反行為を行っていない」 (2026年10月24日)
  8. iPhone Duoを使って痛感した「Face ID」のありがたさ 充電スタンドに置いたまま通知が見られない不便さに苦しむ (2026年10月24日)
  9. デジタル庁が「Androidのマイナンバーカード」対応機種を公表 属性証明機能を使える機種は限定的 (2026年10月19日)
  10. ダイソーで330円の「人感・明暗センサーLEDバーライト(Type-C)」が意外と便利 1人暮らしの帰宅時や非常灯に便利  (2026年07月18日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー