手持ちデバイスのバッテリーを一気にチェックできる「Battery Report」バッテリー切れでガッカリだよっ

» 2013年12月20日 07時17分 公開
[山口恵祐,ITmedia]

 スマートフォンにタブレットと、モバイルデバイスを複数持ちするユーザーが増えている。通話にメール、Webブラウジング、そして、ゲームに、電子書籍と、それぞれに適したデバイスを使い分けできて便利だが、いざ使っていて問題になるのが、それぞれのデバイスにおけるバッテリーの残量だ。

 いつも持ち歩いているスマートフォンの充電はいつもできていても、カバンに入れたまま、または自宅のリビングに置いたままのタブレットは、「いざ使おうとしたらバッテリーが切れていた……」という経験がよくあるはずだ。モデルによっては、待機状態の消費電力が多く、1日放置しただけでバッテリーがなくなっていることもある。

photo 登録したスマートフォンやタブレットのバッテリー残量を一覧表示

「Battery Report」は、インストールしたデバイスのバッテリー状況を、クラウドサービスに自動でアップロードする。アップロードしたデータはBattery Reportをインストールしたほかのデバイスや、Webブラウザからユーザーのアカウントにログインすることで、チェックできる。

photophoto アカウントを作成し、デバイスでログインする

 例えば、通勤や通学で電子ブックリーダーとして利用しているタブレットに、Battery Reportをインストールしておくと、カバンからタブレットを取り出して画面のアイコンでチェックするまでもなく、スマートフォンからいつでもバッテリー状況がチェックできる。こうして複数のデバイスにおけるバッテリー残量チェックを1台のデバイスで済ますことが可能になる。

photophoto 各デバイスのバッテリー残量データは詳細表示も可能だ(写真=左)。Androidであれば、バッテリー電圧や温度、プロセッサーの使用率、メモリ使用量、起動時間、周辺光量といった詳細な情報も取得できる(写真=右)

 さらに、リビングに置いたままめったに使わないタブレットなどで、ここぞ!というときにバッテリーがなくなっていて使えない状況を避けるために、Battery Reportにはバッテリー残量が設定値以下になったら自動で警告する機能も用意する予定だ(近日導入予定)。

 最近はバッテリー容量の大きいタブレットを無線LANルーター代わりに利用しているユーザーも多い。この場合、テザリング機能をオンにしたまま放置して、使うときになってバッテリーがなくなっていることも少なくない。このような事態をなくすために、Battery Reportはテザリング自動オフ機能も用意している。

photophoto さまざまな詳細設定が可能だが、最低限、アカウントを作成し、アプリを起動すればバッテリー残量のチェックができる。

 テザリング自動オフ機能では、バッテリー残量や、使用時間、USB接続の有無といった条件設定や、時間指定など、非常に細かく自動でテザリング機能をオフにする設定ができるので、自分の使いかたに最適化した無線LANルーターが作れる。

 ほかにも、すぐにステータスを調べたいデバイスへ電話をかけると、即座にステータスの計測を行いその結果をクラウドサービスにアップロードする機能や、あらかじめデバイスのGPS機能をオンにすれば端末の位置情報を取得できる機能など、数多くの機能を備えている。

 このような、クラウドサービスが前提となる利用方法では、アプリ自体の消費電力が気になることになる。Battery Reportはステータスを周期的にクラウドサービスにアクセスしてアップロードする。そのため、起動したあとはシステムメモリに常駐する。アップロードの周期は最短の30分から最長6時間まで選択できるので、好みに合わせて設定したい。ただ、評価作業で確認したところ、最短の30分でもバッテリー消費は1時間に0.5〜1パーセント程度で、バッテリー消耗が通常から多くなることはなかった。

 Battery Reportの対応機種はAndroidとiOS(Lite版)だが、今後はWindowsやドコモのフィーチャーフォン(iアプリ)にも対応予定で、幅広く利用できるようになる。

 スマートフォンユーザーの多くが挙げるバッテリー管理の不満と難しさは、こういったアプリを活用すれば、ユーザーの負担を少しでも減らすことができる。Battery Reportはそんな不満を軽減してくれる有効な手助けになるはずだ。

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