ジェスチャー操作の近未来なUI――眼鏡型スマホ「mirama」のプロトタイプを体験Wearable Tech EXPO in TOKYO 2014

» 2014年03月27日 14時39分 公開
[村上万純,ITmedia]

 ブリリアントサービスは、同社が“眼鏡型スマートフォン”と呼ぶヘッドマウントディスプレイ「mirama」のプロトタイプをWearable Tech EXPO in TOKYO 2014で展示した。すでに開発者向けに発売しており、価格は150万〜300万円(受注生産)で一般消費者にはまだ手を出しにくい。

 現時点では「医療現場で医師が手術のシミュレーションなどを行うことが主な用途」(説明員)だという。説明員によると、miramaはGoogle GlassのようなAR(拡張現実)を用いた近未来の体験を提供することを目指しており、名前の由来は「見る」と「amaze(驚きを与える、感動させる)を合わせた造語だという。「将来的には一般消費者向けにも販売したいです。さらに通信技術が発達し、開発コストも抑えられれば価格も下げられます。課題は端末の重さやバッテリー持ちですね」(説明員)。

 miramaを装着すると、眼前いっぱいに画面が広がり、各種アプリケーションが表示される。人さし指を立てる、親指を下げるなどの手の動きを赤外線センサーが感知し、その動きによって画面が切り替わっていく様子はSF作品の世界をほうふつとさせる。しかし、端末は長時間装着するにはやや重い印象で、赤外線センサーの関係で額に熱がこもることが気になった。今後どのように改善されていくのかに期待したい。

photophoto ジェスチャーでアプリケーションを操作する(写真=左)。バッテリー持ちに課題があり、電源はPCから供給している(写真=右)

 miramaは、ヘッドマウントディスプレイと画像認識技術を応用し、ジェスチャーによる操作を可能とした“スマートフォン”。マイクが付属しており、通話も可能だ。プロトタイプはmirama OSをインストールしたPCにMicro USB接続をして使用する。また、カメラ機能を搭載しており、カメラのシャッターを切るような動作をすると、目の前の風景を撮影できる。メールのアイコンに指を重ねると、そのまま写真をメールで送信することも可能だ。また、miramaにはiPhoneやAndroidスマートフォンのSIMカードを挿入することもできる。なお、Objective-Cを使ってアプリケーション開発ができるキット一式を同梱する。

眼鏡型スマートフォン「mirama」プロトタイプのデモ(Wearable Tech EXPO in TOKYO 2014)

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年02月11日 更新
  1. ソフトバンク、短期解約を繰り返す「ホッピングユーザー」を抑制 その理由は? (2026年02月09日)
  2. 楽天モバイル+ドコモ回線がセットの格安SIM「NYCOMO(ニコモ)」 月額4928円でデータ無制限+3GB (2026年02月10日)
  3. auの「iPhone 17(256GB)」、MNPとUQ mobileからの乗り換えで2年6400円に (2026年02月09日)
  4. Amazonで整備済み「iPad(第8世代)」128GBモデルが3万5800円 10.2型ディスプレイ搭載 (2026年02月09日)
  5. 「東京アプリ」で1.1万円分をゲット、お得な交換先はどこ? dポイント10%増量+楽天ペイ抽選が狙い目か (2026年02月05日)
  6. 財布に入る、カード型の使い切りモバイルバッテリー登場 発火リスクの低いリチウムマンガン電池を採用 (2026年02月09日)
  7. KDDI、「副回線サービス」の一部を8月末に終了 “Starlink”や“00000JAPAN”などの代替手段があるため (2026年02月11日)
  8. Googleが台湾のPixel開発拠点を公開 「10 Pro Fold」ヒンジ開発の裏側、“7年サポート”を支える耐久テスト (2026年02月09日)
  9. 「MNP短期解約を対策してほしい」――携帯4キャリアが訴え 電気通信事業法のルールが足かせに (2026年01月20日)
  10. IIJmio、mineo、NUROモバイル、イオンモバイルのキャンペーンまとめ【2月10日最新版】 お得な月額割引や激安スマホも (2026年02月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年