一般的にパソコンなどのデジタルデバイスや家電は、進化するにつれて小型化していくもの。しかし、スマホに限ってはその法則が当てはまらない。近年6インチを超える画面サイズのファブレットが登場するなど、徐々に大型化する傾向にあるのだ。ユーザーは自分のスマホの画面サイズについてどのように感じているのか、20〜30代の男女225名にアンケート調査を行った。(協力:ファストアスク)
この結果、3割以上の人が、画面サイズ4インチ程度のスマホを使っていることが明らかに。一方、やや大きめサイズの「5.5インチ程度」と「5.5インチ以上」の画面のスマホを使っているユーザーは合わせても5.3%。3.5〜4.5インチ程度のスマホが主流のようだ。
続いて、現在のスマホの画面サイズをどう思うか尋ねると、以下のような結果となった。
8割以上が現状のサイズに満足していることがわかる。しかし、現在のスマホの画面サイズとの対比でみてみると、「3.5インチ程度」の31.0%が「小さすぎると思う」を選択、さらに「5.5インチ程度」の22.2%は「大きすぎると思う」と答えており、大きい/小さい画面サイズのスマホに不満を抱いている人が少なからずいることが判明した。
なお、「小さすぎると思う」と回答した人は、「ウェブ閲覧中に画面が狭いと感じる時がある」(37歳・男性)、「タッチする際に小さいと感じる」(38歳・女性)など、細かい操作をする際に使いづらいとの意見。一方、「大きすぎると思う」と回答した人は、「これ以上大きいと、完全に指が届かない。今のでも結構限界」(35歳・男性)、「通話する際、持ちにくい」(31歳・女性)など、指の長さと合っていなかったり、通話時に違和感を覚えていたりするようだ。
最後に、次に機種変更を行う時は、どんな画面サイズのものがよいか尋ねると、
という結果に。現在利用中のスマホを「適切なサイズ」だと感じる人は7割強いるものの、やや大きい画面サイズを希望する人が目立つ。
ちなみに「今と同じサイズのものがいい」と回答した人が現在使っているスマホで、最も多かったのは「(画面サイズが)4インチ程度」で87.0%にも及ぶ。一方、「今より小さいサイズのものがいい」と最も多く回答したのは「5.5インチ以上」で66.7%、「今より大きいサイズのものがいい」は「3.5インチ程度」で35.7%との結果だった。
大きすぎても小さすぎても使いづらいスマホの画面サイズ。自分の手の大きさや用途にぴったり合うものを選びたいものだ。
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