UQ、下り最速220Mbps「ヤ倍速」ルーターを発表SIM通

» 2015年01月29日 13時13分 公開
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 2015年1月15日、UQコミュニケーションズ株式会社は、WiMAX2+の新料金プラン「UQ Flatツープラス ギガ放題」を2月20日から月額4,730円で提供することを発表しました。

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 新プランは最大220Mbpsでの超高速データ通信ができ、データ利用量の月間上限もなく使い放題での利用が可能となっています。同サービスに対応したモバイルルーターの機種も発表され、通信速度のさらなる高速化を進めていくとのこと。

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 登壇したUQコミュニケーションズ 代表取締役社長 野坂章雄氏は、「現在、日本のモバイル市場をはじめ、通信環境には3つの課題がある」と触れました。

  • 1)ケータイ系キャリアのデータ通信サービスは、使えば使うほど料金が高くなる
  • 2)格安なMVNOサービスは、速度が早いとデータ通信量に制限があり、反対にデータ量の制限がない場合は速度が遅い
  • 3)固定回線の場合、引越し時に手続きの手間がかかったり、開通までに時間がかかったりする

 そのうえで、「こうした問題はユーザーにとってストレスであり、UQはあらゆる手間やストレスからユーザーを『カイホー』するネットライフ大革命『ギガヤバ革命!』を行う」と力強くコメント。

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 ギガヤバ革命とは、WiMAX史上最速220Mbpsの「ヤ倍速」で、月間上限のない新料金プラン「ギガ放題」を合わせて作られた言葉。最近ではモバイルルータープランの多くに7GB上限がありますが、安定した高速通信をいつでもどこでも楽しめるようになった反面、調子に乗って使いすぎると、月末には「LINEを送るのがやっと」という超低速で通信できないということも起こりがちになっています。

 このギガヤバ革命により、そうした心配からは“カイホー”されそうですね。

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 また、発表会ではUQコミュニケーションズのCMキャラクター・ガチャピンとムックも登場し、会場を盛り上げ、3月よりON AIRを開始する新CMの告知。「カイホー!カイホー!」の呼声がお茶の間に流れるのはちょっと先のようです。

「ヤ倍速」に対応したルーターは2種類!その違いは?

 今回発表されたルーターは1月30日に発売するファーウェイ製の「Speed Wi-Fi NEXT W01」と、3月上旬発売予定のNEC製「Speed Wi-Fi NEXT WX01」です。

 各ルーターの主なスペックは以下のとおり。

商品名 Speed Wi-Fi NEXT W01
通信方式 WiMAX 2+、au 4G LTE
最大通信速度 WiMAX 2+ 下り最大220Mbps/上り最大10Mbps
au 4G LTE 下り最大75Mbps/上り最大25Mbps
Wi-Fi規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac
サイズ 約120x59x10(mm)
重量 約113g
バッテリ容量 2,300mAh
カラーバリエーション MARINE(マリン)、WHITE(ホワイト)
Wi-Fi同時接続台数 10台
連続通信時間(CA非適応時) WiMAX 2+:約480分(約8時間)
au 4G LTE:約440分(約7時間20分)
連続待受時間 デフォルト設定:約730時間
クイックアクセスモード設定時:約36時間
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 キャリアアグリゲーション(以下CA)に対応したWi-Fiルーター「Speed Wi-Fi NEXT W01」は、カラータッチパネルを搭載しスタイリッシュなデザインが印象的な1台。別途LTEオプション料を払うことで、WiMAX 2+のエリアだけでなく、au 4G LTEのエリアも利用することができます。UQがWiMAXで提供するエリアよりも広いエリアが使えるので、全国を飛び回るという人にはオススメのルーターです。

 予約は1月16日から開始し、2月19日までに「UQ Flat ツープラス」に加入すると、月額3,991円で2年間利用することができる「W01 先行予約キャンペーン」を実施します。さらに通常1,085円かかるLTEオプション料金が2015年5月末まで無料となる「LTE無料キャンペーン」も展開予定。どれくらい使えるのか試してみたいという層にとってトライアル期間となるのではないでしょうか。

 現在、UQコミュニケーションズでは「史上最大のタダ替え大作戦」というキャンペーンが行われており、既存ユーザーのWiMAXルーターからWiMAX 2+ルーターへの乗り換えをサポート。2月19日が乗り換えの期限となっているので、このW01もタダ替えの対象となります。利用料金、LTEエリアのオプション、さらに端末の無料交換。なんだか乗せられている気もしなくはありませんが、至れり尽くせりとはまさにこのことですね。

商品名 Speed Wi-Fi NEXT WX01
通信方式 WiMAX 2+、WiMAX(ハイパワー)
最大通信速度 WiMAX 2+ 下り最大220Mbps/上り最大10Mbps
WiMAX 下り最大40Mbps/上り最大15.4Mbps
Wi-Fi規格 IEEE802.11a/b/g/n/ac
サイズ 約109x66x9(mm)
重量 約97g
バッテリ容量 2,500mAh
カラーバリエーション ディープブルー、パールホワイト
Wi-Fi同時接続台数 10台
連続通信時間(Wi-Fi接続時) WiMAX2(4x4MIMO) 約6.5時間
WiMAX2(2x2MIMO) 約8.5時間
WiMAX 約11時間
連続通信時間(Bluetooth接続時) WiMAX2(4x4MIMO) 約8時間
WiMAX2(2x2MIMO) 約10.2時間
WiMAX 約13時間
連続待受時間 休止状態:約400時間/600時間
(リモート:有/無)
ウェイティング:約35時間
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 「Speed Wi-Fi NEXT WX01」は、世界初の4x4MIMO(フォーバイフォー・マイモ)対応のWi-Fiモバイルルーターです。「4x4MIMO」って聞き慣れない言葉ですが、このMIMOというのはMultiple Input Multiple Outputの略。

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 データの送受信両方に4本のアンテナを搭載し、WiMAX 2+エリアにおいて複数のデータを同時に送受信することで220Mbpsの超高速通信を実現します。キャリアアグリゲーションのように異なる帯域幅の電波を束ねるのではなく、同じ帯域幅での高速化を実現します。近い将来、両方を組み合わせた最大440Mbpsを実現することができるとのこと。なんだかワクワクしますね。

 また、本製品には省エネモードとして、最大速度110Mbpsの2x2 MIMOモードと、Bluetooth接続モードを搭載。速さよりも電池持ちを重視したい人にとっても嬉しい機能が満載です。

月間上限なしの「ギガ放題」でモバイル通信は変わる!?

 最後に「UQ Flat ツープラス ギガ放題」(以下ギガ放題)について。現在提供されている「UQ Flat ツープラス」(以下ツープラス)は、契約から2年間については通信容量の上限はありませんが、その後は7GBを上限に制限される予定でした。しかし、このギガ放題プランの登場によりこの制限がなくなりました。

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 ギガ放題は2年契約が前提となっており、2015年2月20日より受付を開始します。また、このギガ放題に月間上限はありませんが、「直近3日で3GB以上の通信を行った場合、通信速度を制限する場合がある」とのこと。

 もちろん3GBを越えたら直ちに制御されるものではなく、翌日(4日目)のお昼から24時間とのこと。制限がかかっている場合であっても標準画質のYouTubeの動画を違和感なく観られます。他社が行っている制限よりは随分と緩い内容と言えます。

 ちなみに、3GBがどれくらいのデータ量かというと、PCでYouTube解像度360pの動画鑑賞した場合、約365分。スマホだと約1,500分です。1080pの最高画質で動画を鑑賞したり、1GBを超えるファイルダウンロードしたりしない限り、そう簡単に制限がかかることはないでしょう。

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 また、ツープラスはプラン廃止にはならず以降も存続。ただし、ギガ放題の受付が開始となる2月20日以降、通常のツープラスを契約した場合、月間通信容量の上限は7GBになります。この点は注意が必要ですが、ギガ放題とツープラスは月単位での切り換えが可能です。「来月は通信をよく使うかも」という時には、ギガ放題にし、そうでもない月にはツープラスと臨機応変にプラン選択ができます。この辺りの柔軟さは格安SIMのプラン変更と同じですね。

 こうしたモバイルルーターと格安SIMの組み合わせで真っ先に思いつくのは、電話番号発信のできる音声通話SIMとのコンビネーションです。格安SIMのデータ通信プランを最安値のものにし、キャリア時代に使っていた電話番号を音声通話SIMで維持。データ通信用にルーターを持ち歩かないといけないのは面倒かもしれませんが、この上限なしのギガ放題を使えば、自宅・外出先の両方でのデータ通信がコレ1台で済み、家計のさらなるコストダウンに一役かってくれることでしょう。

 格安SIMのデータ通信では満足いかないけど、通信費は安く抑えたいという方はこうしたUQが発表したようなモバイルWi−Fiルーターの導入も検討してみてはいかがでしょうか。

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