iPhone人気続く販売ランキング/ひとまず決着した料金値下げ議論Mobile Weekly Top10

» 2015年12月21日 20時02分 公開
[平賀洋一ITmedia]

 今回のITmedia Mobile Weekly Top10は、12月14日から12月20日までに読まれた記事のアクセスランキングを集計しました。今週のトップは、早くも総合順位に「Xperia」シリーズが1機種だけになってしまった携帯販売ランキング(12月7日〜12月13日)でした。「iPhone 6s」と「iPhone 6」の牙城を崩すのか注目されたXperia Z5シリーズですが、発売直後の人気が続かず、総合順位で苦戦している様です。

「Xperia Z5」シリーズ 「Xperia Z5」シリーズ

 2位は、年内で一定の結論が出た総務省の携帯電話料金の値下げ議論についてでした。タスクフォースの取りまとめを受け、総務省が「スマートフォンの料金負担の軽減及び端末販売の適正化に関する取組方針」を発表。キャリア各社に料金を下げるよう要請しました。

携帯料金タスクフォースの第5回会合 携帯料金タスクフォースの第5回会合の様子

 月額の通信料金はもちろん、販売店への販売奨励金を原資とした“実質0円”の販売方式や、格安スマホ/格安SIMと呼ばれるMVNOの振興策も取り上げられた今回の議論。通信サービスと端末を分ける(アンバンドル)ことで、端末そのものの販売価格が高くなるという指摘も出ています。MNPやSIMロック解除と同様、政府主導で進んだ今回の値下げ論争で、本当にユーザーの通信コストが下がるのか。そしてiPhone人気が続くスマートフォンの売れ行きにどんな変化が訪れるのか。まだまだ目が離せません。

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