10代女子のリアルを伝える本連載、前回はTwitterで同世代の女の子からカリスマ的な人気を集める、「画像の加工職人りりまりちゃん」を紹介しました。
今回取り上げるのは、10代女子の誰もが夢中になっているスマホの“自撮り”です。
自撮り写真をTwitterやInstagramに投稿したり、SNSのアイコンにしたりするのも、もはや彼女たちにとっては当たり前。しかし、皆さんは自撮りを“盛れるアプリ”でおしゃれにフィルターをかけるだけのものだと思っていませんか?
若者に言わせれば、「単に盛るだけのアプリはもう古い!」。今10代の間で最もはやっているのは、「顔認識アプリ」です。
顔認識アプリは、カメラに顔を向けると主に目と口を認識し、自分の顔を自動的に加工してくれるというもの。技術の進化を感じます。
若者たちは、このアプリを使い、目や口から何かが出てくるような加工をしたり、顔にかぶりものをさせたりして楽しんでいます。
最近の若者は、SNSやスマホをどう使うのか? そんな大人たちの疑問に答える連載。10代の女の子を中心とした若者文化の最前線を紹介します。著者の柊そらは、女子高生や女子大生を中心とした若者文化に精通する。
現在、人気の顔認識アプリは主に以下の4つです。
「10秒で消える動画を送り合う」で話題の「Snapchat」、1度はネットでその名前を見たことがあるはず。
送った動画やメッセージが消えることばかりが話題になりますが、若者たちは、顔認識機能やスタンプ、フィルター加工でできた画像や動画をTwitterやInstagramに投稿することも多々あります。
もともと「目を大きくしたり、あごを削ったりできて、最強に別人になれるアプリ」として、若者に人気の自撮りアプリが動画機能を追加。
うさぎやぶたなど、動物の着ぐるみをかぶったかのような比較的かわいい加工で、女の子の間で大人気です。
複数人の顔を素早く認識してくれるため、友達と一緒に盛り上がりたいときにオススメ。暇つぶしから思い出作りまでさまざまな場面で活躍してくれます。
昨年末から10代女子の間で大流行している人気アプリ。スタンプの種類がうさぎやネコなどかわいいものもあれば、メガネをかけたり、涙を流せたり、“壁ドン”風の動画を撮れるネタ系スタンプもあったりと、とにかく豊富。
いわゆる「かわいい自撮り」が苦手な子でも気軽に使えるのが魅力です。
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