そんな顔認識アプリを実際に楽しんで使っている10代はどんな子なのでしょうか。読者モデルやサロンモデルをこなす女子大生・なつきちゃん(19)にインタビューしてきました(@na__ruN)。
――(聞き手、柊) よく使っている顔認識アプリは?
なつきちゃん Camera360、SNOW、スナチャ(Snapchat)、ローリーカム。
―― 使い始めたきっかけは?
なつきちゃん 最初にTwitterでモデルさんがSNOWを使っているのを見て、インストールしました。その後、友達から「スナチャやろーよ」って誘われてスナチャを始めました。
Camera360は、もともと動画を撮るっていうよりは盛れる写真を撮るためのもので、ローリーカムは友達に教えてもらいました!
―― 顔認識アプリのどんなところが楽しい?
なつきちゃん スナチャはすぐ友達に送れるところ! 友達もすぐに返事の動画をくれるから楽しい!
―― スナチャ以外はどう?
なつきちゃん モデル同士で会ったときとか、いつも写真ばっかりだと飽きちゃって……。
そういうときに、みんなで動画を撮って遊ぶとすごく盛り上がるし、あとから見返したときに、楽しさを思い出せる!
―― 友達と撮るときはどんな感じで遊んでる?
なつきちゃん 集まってると自然と誰かがやり始めて……。そこから、みんな適当に写り込んで、遊びが始まる(笑)。
最近は家で1人暇にしてるときよりも、友達といるときに使う方が多いかも。
―― SNSに動画を投稿したときの反応は?
なつきちゃん Instagramだと再生回数が分かってうれしい。みんな見てくれてるんだな〜って思います。
―― 逆に、友達や他の人の動画を見た感想は?
なつきちゃん みんなが素で騒いでるのが分かって面白い! 写真では伝わらない、その子のかわいさとかも分かる!
顔認識アプリは、友達と動画を送り合うことでコミュニケーションが生まれ、その場で友達と盛り上がれることが人気の秘密です。
最先端の自撮りは、盛るという意識を通り越して、いかに友達とのネタになるか、リアルな場を盛り上げられるか、さりげない素の状態を見せられるか、がポイントになっています。“盛れる”ことより、“盛り上がれる”ことが重要なのです。
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