KDDI(au)は4月28日、3Gフィーチャーフォン向けのアプリサービス「EZアプリ」の配信を2018年3月31日に終了すると発表した。
また3Gのみに対応するフィーチャーフォンおよびスマートフォンにおける国際ローミングサービス「グローバルパスポート」も、18年3月末に終了する。
18年4月以降、EZアプリのダウンロードおよびバージョンアップができなくなる。アプリがダウンロード済みであれば引き続き利用できるが、KDDIが提供する以下のアプリはサービス自体を終了する。
新規加入の申し込み期限や、サービス別の終了スケジュール、とくに法人向けの代替サービスの紹介については個別に案内する。なお、通話とEZweb、ワンセグなどの端末固有の機能は引き続き利用できる。
EZアプリは対応する3Gケータイの利用者が減っていることから、そのユーザー数も2013年から40%減少。EZアプリのプラットフォーム(BREW)を提供するQualcommとの契約が18年3月に切れることから、そのタイミングで終了することになったという。
auの国際ローミングサービス「グローバルパスポート」のうち、3G(CDMA2000)のみに対応するケータイとスマホの利用を18年3月末に終了する。4Gに対応したケータイとスマホは引き続き利用できる。
グローバルパスポートは2000年にスタート。国内外で4G(LTE)が普及したことから、3GおよびGSMのみの国際ローミングは2012年から80%ほど減っているという。また海外の現地事業者でも、auと同じ3G方式のCDMA2000や2G(GSM)の停波が増えていることから、終了することになった。
18年4月以降は、対応端末を現地に持ち込んでも圏外表示やアンテナピクトが表示されず、音声通話の発着信、SMSの送受信、データ通信ができなくなる。
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