手が空いたり、空き時間があったりするとつい操作してしまうスマホ。「行儀が悪い」と思いつつ、食事中にもいじってしまう人は多いのではないだろうか。そこで、食事中のスマホ操作に「罪悪感」を覚えている人がどれだけいるのかを調査するべく、10〜30代の男女300人(各年代100人)に、アンケートを行った(R25調べ・協力/アイリサーチ)。
・操作する 71.0%(213人)
・操作しない 29.0%(87人)
まず、「料理を食べながらスマホを操作するか」を聞いたところ、「操作する」が7割で多数派に。1人の環境であれば誰かに咎められることもないためか、つい触ってしまう人は多いようだ。次に、「操作する」と答えた71.0%(213人)に、食事中にスマホをいじること自体について、どちらの印象を持っているのかを聞いてみると、以下の結果に。
・肯定的な印象 11.3%(24人)
・否定的な印象 88.7%(189人)
ほとんどの人は「悪いイメージを持ちつつも、つい触っている」ということがわかった。「ダメだよな…」と思いながらも、なぜスマホを触ってしまうのか、やめられない理由も聞いてみた。
・10代
「新聞読むのと一緒だと思うから」(14歳・女性)
「着信に気が付いて、早く返信したいから」(16歳・男性)
「友達とのやり取りが気になるから」(18歳・女性)
・20代
「1人で食べている分には多少行儀が悪くても構わないと思うから」(21歳・女性)
「どうしても習慣で手が出てしまうから」(24歳・男性)
「1人で何もせずに食事してるのはつまらないし、地味だから」(25歳・女性)
・30代
「メールの確認に追われているから」(31歳・男性)
「無意識にいじってしまう。一人だと食事だけの時間がついもったいない気がしてしまう」(32歳・女性)
「ひとりでいると周りのことが気になるから、視線を違うものに向けたいので」(35歳・女性)
年代でシチュエーションは異なるものの、ご飯を食べるだけでは手持ち無沙汰、といった理由が共通して垣間見える。なお、食事中のスマホ操作に「肯定的な印象」を持っている人からは、「時間の短縮になるから」(19歳・女性)、「時間を有効に使える」(29歳・男性)と、効率的に時間を使えることを挙げるコメントが多かった。携帯やスマホがまだなかった時代、食事中は何をしていたっけ…?
(吉田良雄)
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