さてDSDS以外でも、Moto G4 Plusの見どころは多い。1600万画素のアウトカメラは画素ピッチが1.3umで、f2.0の明るいレンズとレーザーAF(オートフォーカス)&位相差AF搭載による高速なフォーカシングを約束するという。500万画素のインカメラには、f2.2、画角84度の広角レンズを組み合わせた。カメラアプリには、シャッタースピードやISO感度を手動で変えられるプロフェッショナルモードもある。
プロセッサは8コアのQualcomm Snapdragon 617「MSM8952」(1.5GHz駆動)で、ストレージとメモリが、16GB+2GBまたは32GB+3GBの2モデルを用意。どちらも最大128GBまでのmicroSDが利用できる。
5.5型サイズのため片手で扱うにはやや大きいが、ボディーは持ちやすいラウンドフォルムで、厚さも7.87mm(最厚部9.78mm)とスリム。背面は細かい模様が入ったマイクロテクスチャ仕上げで、これには滑り止めの効果もあるという。バッテリーカバーは取り外し可能だが、バッテリーそのものはユーザーが交換できない。バッテリーは容量3000mAhで、15分の充電で最大6時間駆動できるという高速充電機能「TurboPower」に対応した。
液晶ディスプレイの解像度はフルHD(1080×1920ピクセル、401ppi)。カバーガラスにはCorningのGorilla Glass 3を採用している。ディスプレイ下部には指紋センサーを備えるが、ホームキーとしては利用できない様だ。
プリセットのホーム画面はGoogle Nowランチャーで、ユーザーインタフェース(UI)は“ピュアAndroid”なシンプルそのもの。初期状態のアプリもかなり少ない。片手操作を助けるためか、着信時に端末を持ち上げると着信音を無音にする、また裏返すとマナーモードになるといったジェスチャー操作もあり、2回振るとフォトライトが点灯、手首を素早く2回転させるとカメラが起動する。
OSはAndroid 6.0(Marshmallow)で、次期バージョンAndroid Nougatへのアップデートもサポートしている。
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