動作は快適だが課題も――Windows 10 Mobileスマホ「Liquid Jade Primo」の有線Continuumを試す(1/2 ページ)

» 2016年08月18日 10時00分 公開
[井上翔ITmedia]
※本記事はアフィリエイトプログラムによる収益を得ています

 日本エイサーは8月25日、Windows 10 Mobileスマートフォン「Liquid Jade Primo(JPS58)」を発売する。ダイワボウ情報システム(DIS)を通して主に法人向けに販売するが、DISと取引関係のある一部の家電量販店でも購入できる見通しだ。

 筆者は、同社のご厚意により、製品版とほぼ同じ仕様のLiquid Jade Primoを試す機会に恵まれた。そこで、有線接続の「Continuum for Phone」(以下「Continuum」)を中心に所感をまとめることにした。購入を検討している人にとって参考になれば幸いだ。

Liquid Jade Primo(JPS58) 今回レビューするLiquid Jade Primo(JPS58)

気軽にContinuumを始められる「デスクトップキット」

 日本向けのJade Primoは「デスクトップキット」を付属して販売する。デスクトップキットの構成品は以下の通り。

  • Jade Primo専用ドッキングステーション(専用ACアダプター付き)
  • ワイヤレスキーボード(JIS配列)
  • ワイヤレスマウス

 専用ドッキングステーションは本体とUSB Type-Cを介して接続する。ドッキングステーションはUSB 3.0端子を1つ、USB 2.0端子を2つ、HDMI端子を1つ備えている。HDMI端子は、この機種の大きな特徴である有線接続のContinuumで利用することになる。なお、ドッキングステーションの各端子を利用するには専用ACアダプターによる給電が必要となる。

ドッキングステーション 専用ドッキングステーション(右)とドッキングステーション用ACアダプター(左)。ドッキングステーションの各種端子を使うには専用ACアダプターによる給電が必須となる。なお、Jade Primo用のACアダプターも別途、本体セットに付属している(詳しくは後述)

 ワイヤレスキーボードとワイヤレスマウスは専用のUSBドングルを使うタイプで、接続先にはヒューマンインタフェースデバイス(HID)として認識される。ドングルはマウスの電池ぶたの部分に収納できるようになっている。電源はキーボードが単4電池2本で、マウスが単3電池1本で、試供品の乾電池を付属している。

ワイヤレスキーボードとワイヤレスマウス 付属のワイヤレスキーボードとワイヤレスマウス。キーボードはJIS(日本語)配列となる
ドングルはマウスの電池ぶたに ワイヤレスキーボード・マウス用のUSBドングルは、マウスの電池ぶたに収納されている

 あとはHDMIケーブルを別途用意すれば、自宅のテレビやPC用モニターですぐにContinuumを始められる。Continuumのメリットをすぐに体感できるという観点では、デスクトップキットを付属したことは間違いなく「正解」だ。

デスクトップキットを展開 デスクトップキットの展開したイメージ。HDMIケーブル(とテレビ・ディスプレイ)を用意するだけですぐにContinuumを始められる。その使い勝手については後述する

本体の付属品は必要十分 SIMトレイは「デュアル」 

 本体キットには、ACアダプター、USBケーブル(USB 3.0 Type A to Type-C)、イヤフォンマイク、イヤフォン用のイヤピース、フリップカバー、SIMピン、書類(簡易説明書、保証書など)を付属する。

 ACアダプターはドッキングステーション用のそれとは異なるもので、USBケーブルを接続して利用する。フリップカバーには磁石が仕込まれており、それと連動したスリープ・スリープ解除に対応している。

 デスクトップキットもそうだが、別途オプション品を買わなくても便利に使えるように配慮がなされている。付属品は全てのユーザーに必要なものとは限らないが、それでも無いよりあった方がいいだろう。

試用した本体キットの付属品 今回試用した本体キットの付属品。SIMピンと書類がないが、製品版には付属する

 Jade Primoの本体は、nanoSIMを2枚同時に搭載できる「デュアルSIM」仕様だ。SIMスロットは付属のSIMピンを取り出す方式で、スロット2はmicroSDXCとの“排他”となる。nanoSIMを2枚搭載した場合は、どちらか片方のスロットのみLTE/3G(W-CDMA)での待ち受けが可能だ。もう片方のスロットはGSMの音声通話とSMSの待ち受けにのみ対応する(国内では利用不可)。LTE/3Gを待ち受けるスロットは、端末設定から変更できる。

nanoSIMを2枚搭載nanoSIMを1枚、microSDを1枚搭載 Jade PrimoはnanoSIMを2枚搭載できる(写真=左)。スロット2は、nanoSIMの代わりにmicroSDを挿入することもできる(写真=右)

基本情報から価格比較まで――格安SIMの情報はここでチェック!→「SIM LABO

格安SIM、SIMロックフリースマホのすべてが分かる

       1|2 次のページへ

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.

アクセストップ10

2026年03月12日 更新
  1. 「iPhone 17e」と「iPhone 17」は何が違う? 3万円の価格差をスペックから検証する (2026年03月10日)
  2. 「iPad Air(M4)」実機レビュー 「もうProじゃなくてもいい」と思えた性能、だからこそ欲しかったFace ID (2026年03月09日)
  3. 「iPhone 17e」を試して分かった“16eからの進化” ストレージ倍増と実質値下げで「10万円以下の決定版」に (2026年03月09日)
  4. 自分で修理できるスマホ「Fairphone(6th Gen.)」を見てきた わずか10分で画面交換、2033年まで長期サポート (2026年03月10日)
  5. 携帯キャリアの通信9サービス、総合満足度はpovoがトップ サブブランド勢が好調 MMDが調査 (2026年03月10日)
  6. 60ms未満の音声遅延速度で端末をワイヤレス化「UGREEN USBオーディオトランスミッター」が30%オフの2309円に (2026年03月09日)
  7. キーボード付きスマホ「Titan 2 Elite」がUnihertzから登場 実機に触れて分かった“絶妙なサイズ感” (2026年03月09日)
  8. Qualcommのウェアラブル新チップが「Elite」を冠する理由 最新モデム「X105」は衛星通信100Mbpsへ (2026年03月11日)
  9. 【無印良品】ウエストポーチもになる「スリングバッグ」が3990円に値下げ中 植物由来の原料を使用 (2026年03月11日)
  10. 「えっ、地震?」──LINEが安否確認テスト 1日限定で 「紛らわしい」との声も (2026年03月10日)
最新トピックスPR

過去記事カレンダー

2026年