ファーウェイ・ジャパンは、同社のAndroidスマートフォン「honor6 Plus」「HUAWEI P8max」に対するOSバージョンアップを8月29日11時以降に提供する。バージョンアップ後のOSはAndroid 6.0で、ビルド番号はhonor6 Plusは「PE-TL10C635B543」、P8maxは「DAV-702LC229B205CUSTC229D001」となる。
対象の2機種にOSバージョンアップを適用すると、表示中の画面に関連する情報をすぐに検索できる「Now on Tap」機能、より深い端末スリープが可能になる「Dozeモード」、利用頻度の低いアプリの電力消費を制限する「App Standby」、利用する機能の権限をアプリ実行中に決められる仕様変更など、Android 6.0で追加・変更された機能を利用できる。
また、ETWS(Earthquake Tsunami Warning System:地震・津波警報システム)方式の緊急地震速報の受信への対応を始めとするメーカー独自の機能改善・最適化や不具合修正も行われる。
2機種とも、いずれの機種も本体を無線LAN(Wi-Fi)またはLTE/W-CDMA回線でインターネットに接続して行う。LTE/W-CDMA回線を利用する場合は、ダウンロード時にパケット通信料がかかる。バージョンアップ後も原則としてデータは保持されるが、万が一の場合に備えて重要なデータのバックアップを行うことを強くお勧めする。
バージョンアップの手順は機種により異なる。
honor6 PlusにOSバージョンアップを適用するには、Huaweiのサポートアプリ「HiCare」をインストールして「OSアップデート早期導入」の手続きをする必要がある。HiCareインストール後の手順は以下の通り。
honor6 PlusではOSバージョンアップに伴い「Viber」アプリとそれに付帯するデータ(メッセージ履歴など)が削除される。メッセージ履歴を保存したい場合は、Viberのサポートページを参考にしよう。なお、ViberアプリはGoogle Playから再インストール可能だ。
P8maxは、HiCareによるバージョンアップ手続きは必要としない。
バージョンアップが可能になると、ステータス(通知)バーまたは端末設定の「システム更新」項目にアラートが出る。システム更新画面で「新しいバージョン」をタップし、その後の画面の指示に従えばダウンロードとインストールを行える。
なお、P8maxではOSバージョンアップに伴い標準ブラウザが削除される。標準ブラウザのデータは全て削除されるため、必要なデータはあらかじめバックアップを取るようにしよう。
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